クックパッド株式会社
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続いてやって来たのは神奈川県横浜市にあるクックパッド。
クックパッドといえば日本最大の料理レシピサイトとしてすっかりお馴染みですが…
クックパッドJapan CEOの福崎康平さん、何か箱で儲かっているんですか?
私たちが開発しておりますマートステーションという箱になってます。
マートステーション?
どれくらい儲かってるんですか?
ウン億以上という。
儲かり箱、マートステーションがあるというこちらの高層マンション「ビーコンタワーレジデンス」。
1階、エレベーターの奥に…
なんだかロッカーみたいな感じですが…
マートステーションって何なんですか?
クックパッドのマーケティング担当、冨永麻美さん、
冷蔵庫型の宅配ボックスになってます。
宅配ボックス?
開けてみるとこれまた箱がいっぱい入っている。
その中にはお肉や野菜が!ってどういうこと?
スマホアプリ、クックパッドマートで注文した食材が受け取れます。
マートステーションはクックパッドがやっている通販アプリで買った食材を受け取ることができる箱。
アプリからお肉や野菜などの生鮮食品を注文するとこの箱まで届けてくれて、注文した人はスマホに届いたQRコードを使えば鍵を開けて商品を簡単に受け取れる。
しかも普通のネットスーパーで生鮮食品を買った場合、商品が届く時間に自宅にいて受け取らないといけないのですが、この箱なら冷蔵庫になっているから中に入れて置いてもらって仕事帰りか好きな時間に受け取ることができるんです。
この冷蔵庫型宅配ボックス「マートステーション」、今どんどん増えていてマンション以外にもコンビニのローソンや駅の構内、ドラッグストアやコインランドリーと東京23区と神奈川県を中心におよそ500ヵ所!
さらにお客さんにとってうれしい事が!
注文がちょっとでも無料で配送してもらえるんで。
ちょっとした果物だけちゅうもんするとかでも使えます。
なんとキュウリ1本55円のだって配送料ゼロ円で届けてくれるんです!
普通、そんなことをしたら大赤字になりそうですが!?
配送の仕方にちゃんと儲かるヒミツがあるらしい…
こちらがクックパッドマートに名古屋コーチンの胸肉や日南どりのネギ肉串を出品している鶏肉専門店梅や。
経営戦略室室長の山下英資さん、クックパッドマートに出品してみて正直どうですか?
すごくいいですね。
1日の最高売上げで86万円くらいですかね。
山下さん曰く86万円はこちらの店頭での売上げ以上の額なんだとか!
早速、毎日発送しているというその様子を見てみると…
こちらの注文を受けた鶏肉をお店のトラックに積み込んで出発!あら、自分で届けるんだ。
と思ったら辿り着いたのは川崎の北部市場。
荷物を下ろし、向かった先には何やらたくさんの冷蔵庫が!
冷蔵庫を開けるとこれまた箱がいっぱい。そこに鶏肉を入れていく。これは一体?
共同集荷場。商品を届ける場所です。
ここはクックパッドマートの共同集荷所。
こうした場所が関東だけでおよそ50箇所あって、クックパッドマートで注文があった商品をお店の人が近くの共同集荷所に持っていく。
するとクックパッドが依頼した配送業者さんがそれをピックアップし、お客さん側の箱、マートステーションに運ぶんです。
実は配送ですごくコストがかかるのが、たくさんのお店から集める所とお客さん1人1人に届ける所。
そこでクックパッドは間に箱を用意して店とお客さんにちょっとずつ近くの箱まで来てもらい、箱から箱だけはクックパッドが運ぶ。
そうすることで劇的にコストを削減!
だから配送料が無料にできるってワケなんです!
気になるお金の仕組みなんですが、クックパッドがもらうのは売れた商品に対する手数料だけ。手数料がどのくらいかはヒミツとのことですが、それがお高かったりして…
すっごい安いですね。
大手のサイトを利用すると安くても10%とか。
「それより安い?」
配送料も込みと考えると恐ろしく安いと思います。
マートステーションは利用者も急増中、2020年は1年間で10倍以上に!
クックパッドは冷蔵宅配ボックスでがっちり!
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