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[がっちりマンデー] 甘やかしビジネス!(3)

2019年8月11日

甘やかしビジネス!

クックビズ株式会社

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続いてやって来たのは東京・新橋にあるクックビズという会社。

お出迎え頂いたのはスラっと背の高い社長の藪ノ賢次さん。

クックビスは何をやっている会社なんですか?

飲食業界に特化した転職支援サービス。

クックビスは転職をしたい料理人さんたちに従業員を探している飲食店を紹介している会社。

飲食業界の1番の特徴は非常に離職率が高くて、この業界では年間に30%の方が入れ替わってしまっている。

飲食業界は平均の2倍。離職率およそ30%ととにかく入れ替わりが激しく常に人手不足状態。

クックビズは料理人さんたちへの甘やかしサービスがスゴいらしい。

吉田岳さん

その現場が見られるということでやって来たのは東京・新宿三丁目。

よろしくお願いします。

颯爽と現れたこちらの男性がこれまでに2,000人以上の転職に成功させた甘やかしの鬼、吉田岳さん。

株式会社ワルツという会社に弊社にエントリーいただいた求職者様をお連れして面接を行っていただきます。

クックビズさんはなんと仕事を探している人にお店を紹介するだけじゃなく面接まで一緒に行きます。これは確かに甘い。

今回、面接に挑むのは名古屋のトンカツ屋さんで1年半修行を積んだ30代の大野さん。

上京するにあたり東京のイタリアンレストランへの転職を希望してクックビズに申し込んだそうです。

今回の面接先は13店舗の飲食店を運営する会社が新宿三丁目で営んでいるワインバー。

いよいよ面接の本番がスタート。

すると吉田さんが甘やかしテクニックを続々披露!

今日は愛知から深夜バスで来ました。

深夜バスで?

御社のために来ました。

あははは。

まずは熱意をアピールしつつ、さりげなく場の空気を和ます。

調理経験はあるんですか?

今働いているトンカツ屋さんのところでトンカツをやっております。

へー…

あと何でしたっけ?

カツ丼とトンテキですね。

職人気質の料理人さんは腕は確かだけどしゃべるのが苦手って方が結構多い。

そこで面接官の質問に一言でしか答えられない大野さんに吉田さんからも質問をして情報を引き出してあげる。

さらに、

ランチは男性のお客様も多いんですか?

そんなこともないですね。

大野さんに代わりお客様の客層について質問。

実は面接は質問に答えるだけでなく、こちらから質問をするってことも大切。

ちょっといいですかね。

全然いいですよ。

なんでも答えてくれますよ。

もし採用になった際、初出勤までに覚えてくることってありますか?

吉田さんの後押しで大野さんも質問!

さらに緊張が解けたのか、

昇給の基準は?シフトの出る時期は?まかないは誰が作る?

気になっていることを次々と質問。

そして吉田さん、全ての質問が終わる頃を見計らって…

積極的な方ですよね。

こうしたことは事前にしっかり把握して頂いたほうがご自身のためにも企業様のためにもなるので非常に良い質問だったと思います。

話をまとめながら、さりげなく大野さんの積極性をアピール。

質問をたくさんした結果、15分の予定の面接は倍の30分で終了。

甘やかしの理由

でも藪ノ社長、面接まで同行してかなり手間隙かかっていますが、なんでこんなに甘やかしているんですか?

我々のビジネスモデルとして転職が成功した方の年収の約25~30%ぶんを紹介手数料として企業や店舗からいただくっていうのが収益源になっています。

料理人さんの転職が成功するとその年収の25~30%相当の仲介手数料をお店は料理人さんのお給料とは別に一度だけクックビスに支払う仕組み。

1週間後、吉田さんの面接の結果を聞いてみると、

企業様からも好印象で無事内定となりました。

吉田さんの甘やかしサポートで見事に内定をゲット!

クックビズを使って年間3,000人以上の料理人さんが転職に成功、年間売上げは30億円以上!

これはまだまだ、

がっちり!

いきそうですね。

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