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[WBS] 町民8割が持つキャッシュレス!利用率は驚異の4割超え!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

キャッシュレス決済をおさらいしておきましょう。

クレジットカードやスイカ、パスモといった電子マネーにメルペイやペイペイなどのQRコード決済です。

これらを使うと中小事業者の店ではポイント還元率が5%となることがポイントですが…

皆さんこちらをご存知でしょうか?

「ほ・ろ・か」に「シモキタコイン」。

これは地域限定のキャッシュレス決済事業者です。

いま驚異の利用率を誇る地域限定のキャッシュレスを取材してきました。

ほ・ろ・か

[blogcard url="https://connectojo.net/"]

岡山県との県境にある広島県庄原市東城町。

人口およそ7,600人の町に6,000枚普及しているあるカードがあります。

ガソリンスタンドやスーパーマーケットでも…

「さっき使っていたのは?」

ほろかカードです。この街ならではのカード。

そしてカフェでも…

「カードは持っている?」

はい。

こちらは「ほろか」と呼ばれる電子マネー付きのICカード。

東城町の商工会が発行するこの街だけで使える独自のカードです。

国のポイント還元制度の対象にもなっています。

869ポイントあります。

食事が一食食べられる。ドリンクをつけて。

おごってあげるで。

東城町は65歳以上の人口がおよそ6割と高齢化が進む町です。

しかし、10月からの加盟店でのキャッシュレス利用率は驚異の4割超え。

なぜここまで普及しているのか?

ポイントが結構たまるのですごくありがたい。

「ポイントはたまった?」

10月以上で半分以上たまった。

普及を加速させたのは高いポイント還元率。

例えば1万円をチャージすると1%の100円が加算されます。

使う際には200円ごとに1ポイントが付くため国のポイント還元と合わせると最大650円分、およそ7%の値引きになります。

トーエイの名越圭佑社長、

10月に電子マネーの利用が増えて1人当たりの客単価が上がった。

現在、ほろかカードの加盟店は55店舗。そこで発生するカードの手数料は1%と他のキャッシュレスより低く、その手数料も地元の商工会に入る仕組みです。

東城町商工会の後藤茂行会長、

将来的な観光事業に向けての資料作りにもお金をまわせるので街を良くするためのプラスアルファの金の使い方ができる。

株式会社シモキタコイン

[blogcard url="https://shimokitacoin.co.jp/"]

一方、東京でも地域限定のキャッシュレスが…

世田谷区の下北沢の街でしか使えない「シモキタコイン」。

シモキタコインはスマートフォンのアプリから店のQRコードを読み取って代金を決済する仕組みで、お金をチャージするときと決済の時でそれぞれポイントが1%付きます。

政府のポイント還元の対象にもなっているため、さらに最大5%のポイントが付き、合計で7%が還元されます。

10月10日から始まるカレーの食べ歩きイベント「下北沢カレーフェスティバル」でも加盟店で使うことができます。

DUKE SALOON

[blogcard url="http://dukesaloon.net/"]

こちらでシモキタコインが使えますか?

DUKE SALOONの安東哲也さん、

はい、利用できます。

カレーフェスティバルでこちらの店が出すのは一風変わったカレー。

お肉の旨味がしっかりと感じられます。

750円です。これでいいですか?

大丈夫です、ありがとうございます。

バッキンガム宮殿Suzunari

[blogcard url="http://nomouze.jp/"]

こちらのカレー店もシモキタコインの加盟店。

売りは本格的なスリランカ風カレーです。

バッキンガム宮殿Suzunariの水野谷みきさん、

シモキタコインを使ってもらいポイントがたまって、また下北沢に来てもらえたらすごくいい。

スタートから1年でシモキタコインが使える所は現在100店舗。

地域限定の強み生かしさらなる拡大を狙います。

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