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[がっちりマンデー] うまくいかない地方を儲からせる「地方コーチ」!(3)

2016年4月18日

うまくいかない地方を儲からせる「地方コーチ」!

羽田市場

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長崎県対馬に訪れた羽田市場を運営するCSN地方創生ネットワーク株式会社の野本良平社長。

野本良平社長は漁師のコーチをしています。

意外と漁師さんは儲かる魚の仕立て方を知らない。

野本良平社長は2014年に全国の漁師さんから魚を直接仕入れ都内の飲食店に販売する羽田市場を立ち上げた、お魚業界の有名人です。

安くて美味しい鮮魚を提供できることで人気となり今期の売上見込みは約26億円です。

漁師さんが市場に出していたお魚を直接仕入れることから野本良平社長が直接買い取る仕組みなので、いかに品質の良い魚を送ってもらえるかが重要なポイントです。

だから野本良平社長自ら全国の漁港を回って品質の良いお魚にするノウハウを伝授しています。

日昇漁業株式会社

今回、野本良平社長にノウハウを教えてもらうのが日昇漁業株式会社の久保幹太社長。

儲かるお魚にするポイントの一つは魚のシメ方

お魚のシメはお魚の鮮度や味に大きく左右する作業です。

久保幹太社長は野本良平社長にいつものシメ方を披露しますが

漁師さんはそうやってシメる方が多いが血が抜けない。血はアクになる。

ほとんどの漁師さんが行っているシメ方だと臭みが残って鮮度や味が落ちてしまうこともあるそうです。

野本良平社長の伝授する方法はハサミでエラ蓋を開けて切る方法です。それも片側だけ。
この方法で血がほとんど抜けてアクになりません。

見比べてみたら全く違います。
価格も変わってきます。

ちゃんとシメてないと1キロ200円、10キロのブリで2,000円。ちゃんとシメているブリだと1本(10キロ)で3万円

シメ方ひとつで値段が15倍も変わるそうです。

漁師さんの久保幹太社長も

絶対にやらなきゃいけないですね!緊張しますけど…

と言います。

発布スチロールに箱詰めする作業にも野本良平社長のノウハウがあります。

野本良平社長のノウハウは腹を上にして立てて詰めること!

腹を上にしたほうが下になった身が痛まないのと脂のある腹を下にすると逆につぶれてしまう。その分、手間賃がかかり漁師さんの儲けが増える。

詰め方を変えるだけでブリの価格は1キロ当たり100円アップするそうです。

今まではたくさん獲る漁業。どれだけ獲ったかというのが漁業の誇りだった。今はお魚が獲れなくなってきた。獲った1匹をいかに高く売るかを漁師さんが自ら考えて自分で行動することが重要。

CSN地方創生ネットワーク株式会社では現在全国700人の漁師さんと契約。

少しでも美味しく高いお魚を届けてもらうために1年の3分の1は全国の漁港を回っています。

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