いま話題沸騰中の「Clubhouse(クラブハウス)」というアプリ。
こちら招待制になっているためSNSでは「招待してほしい」という投稿で盛り上がっているそうですが、一体どんなものなのか取材してきました。
Clubhouse
投資ファンドを営む廣澤太紀さん。
クラブハウスの愛用者で投資仲間と情報交換会を開いていました。
渋い会社見つけましたね。
いやもっと渋いのばかりだったので、せめて分かるようにした。
それ分かりやすいほうなんですか。
先週の利用時間はなんと1日平均7時間半に。
声がかれるかと思うくらい話し続けていた。
「気づいたら日が暮れている?」
暮れています。
ブームかもしれないがはやりのうちは全力で乗りたい。
クラブハウスとはどんなSNSなのでしょうか。
田中瞳キャスター、
早速、クラブハウスのアプリをダウンロードしてみました。
ビジネスマンの集いといったルームから雑談のようなルームまで色々ありますね。
クラブハウスは文字や画像は使わず音声だけでコミュニケーションする招待制のSNSです。
アプリでは色々なテーマの部屋が開かれていて、中にはいると…
「WBSについて語る部屋」。ちょっと入って語ってみたいと思います。
最近WBS見てますか?
参加者同士の会話を聞くことができます。
また手を挙げるボタンを押して会話に参加することも。
はじめまして。
時間が夜11時からよる10時になると。
ここだけの話ができるように原則録音は禁止。井戸端会議に参加するような気軽さが魅力です。
始めたばかりだとスピーカーの方に回るには勇気がいるような感覚もありました。慣れていけば気軽に参加できて活発なコミュニケーションが行えるようになるのかなと思います。
運営するのはアメリカ・シリコンバレーのスタートアップ企業「アルファ・エクスプロレーション社」。去年春にサービスを始めました。
今月には日本円にして100億円以上の資金調達に成功したと報じられています。
先行するアメリカではどのように使われているのでしょうか?
インフルエンサーとして知られる元大学教師のキャサリン・コナーズさん。
哲学を語るニッチな「ルーム」なのに数百人のリスナーが集まります。
いまは無料で使えますが様々な公演を聴くことができるカンファレンスのような場所に成長し、有料のルームも出てくると考えています。
まずはチップの機能が導入されるでしょう。
参加者やリスナーがトークの内容を好んだ場合、クリエイターにチップを渡す仕組みです。
ニューヨークでファッションブランドなどのデジタルコンテンツを制作している高杉美輝さん。
これまでもネット上で自らの活動を発信してきましたが、クラブハウスでは双方向なコミュニケーションが可能だといいます。
アメリカでは一時的にブームになって今は少し落ち着いてビジネスカンファレンス寄りのルームが主流になってきているので自分がニューヨーク在住でファッション業界をコンセプトにして、もう少し踏み込んだ内容をリスナーや参加者と話していけたらなと思っている。
ビジネスでの活用に注目が集まるクラブハウス。
日本でのブームの発信源といわれるのが山田俊輔さん。
シリコンバレーでベンチャー企業を経営しています。
去年4月、関係者を中心に初めてアプリに招待された最初の5,000人のうちの1人です。大物起業家たちとリアルタイムに会話できる仕組みに驚いたといいます。
自分のアイコンが彼らのアイコンの隣、すぐ近くに映し出されていて遠い存在だった人がすごく近くに感じた。
クラブハウスで出会った著名投資家からの資金調達にも成功しました。
コロナ禍という環境が流行を後押ししたといいます。
カフェとかで雑談してて話すとか、そういう「なんとなく話す機会」がリモートになって減ったと思うので、その分何かで埋め合わせしようと話しがっていると思う。