東京・中野区の住宅街に出現したダンボールを持った人々の正体とは?
ブランド品詰め放題!
東京・中野区の住宅街。ある週末の昼前、行列が出来ていました。
「どちらから?」
神戸です。とにかく参加してみたくて。
「今回初めて?」
3~4回目。
この日できた行列は50人。行列の最後尾では、
500円いただきます。
参加費の500円を支払い段ボールを受け取っています。
手にダンボールを抱えたこの行列の正体は?
株式会社土橋商店
[blogcard url="https://www.chougekiyasu.com/"]
正午、参加者たちは店先に移動。
すると、
5・4・3・2・1・0。
始まったのは衣料品の詰め放題。年に5~6回、不定期に開催されます。
制限時間は5分。
懸命に商品を段ボールに詰め込みます。
ここまでして欲しがる商品はブランド物のバッグやゴルフ用スボンなど3,000点以上。
そこに何かが投げ入れられました。実はルイ・ヴィトンのバッグです。リサイクル品ですが専門業者が縫い目やシリアルナンバーなどで鑑定したものだといいます。
高級バッグは当然奪い合いになります。同じ商品を争った場合はジャンケンで決めます。
まもなく終了です。
5分で終了。参加費は500円ですが1人平均で20万円分の商品を詰め込むといいます。
「たくさん戦利品が?」
無我夢中でした。
例えば女性二人が詰め込んだものを広げると段ボール2箱ですごい量になりました。
びっくりですね。また来ます。
土橋達也社長
このイベントを主催する土橋商店。元々、量販店などを回り衣料品を卸していました。
2代目の社長が8年ほど前から個人会員にネット販売を開始しました。
イベントはやればやるほど大赤字といいますが、何故こんなことを始めたのか?
土橋達也社長は、
基本はネット販売がメイン。普段は顔を合わせないお客様と箱詰め放題セールをやることでお客様とコミュニケーションができる。
詰め放題は会員獲得のPRにつなげていて、サイトの会員数は現在2万5,000人に増えました。
詰め放題の商品は社長自ら仕入れています。
訪れたのは古着の販売や買い取りをする専門店「ドンドンアップ武蔵村山倉庫」。
どうやって商品を見極めているのか?
こちらが「エイプ」のレディースサイズのTシャツ。
注目したのは登録商標の「®」の文字。
裏返すと「®」の文字の裏側が偽物はミシン跡になっていたり見えなくなったりしている。
これは裏側からも「®」の文字が見えます。本物の証です。
こうやっていろいろな業者から商品を仕入れています。
「今後も続ける?」
続けるためには普段の商売の利益を上げて売上を伸ばしていくことが使命。
次回はどんなお得商品が飛び出すのでしょうか?