6月12日から上海で始まったCESアジアの様子です。最新の家電や電子機器の見本市ですが、本家のラスベガス同様に自動車関連の出展が存在感を増しています。日本メーカーも世界最大の自動車市場となった中国で最新技術をアピールしています。

CES Asia
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今年で5回目となるCESアジア。

電気自動車や自動運転技術など自動車関連の企業だけで100社近くが参加しています。

日産自動車は運転する人の脳波を測定した運転支援技術などを紹介。トヨタ系の部品大手デンソーも初めて出展しました。

本田技研工業株式会社
[blogcard url="https://www.honda.co.jp/"]
そして世界初公開のシステムをこの場で発表したのがホンダです。

HONDA中国の長谷川祐介執行副総経理、
年内にホンダコネクトの第2世代を導入する。

発表したのはドライバーの音声認識に対応した通信機能付きのナビゲーションシステム。

多くの中国人が利用するオンライン決済アプリ「アリペイ」に初めて対応しました。

駐車場では車を止めずに料金を支払えるほか、友人とホームパーティーとの予定があるとそれを知らせ、手土産に何を持っていくか選択肢が現れます。

上海支局の谷口康輔さん、
これで買うものを決めてアリペイを使って支払い成功と出てきました。あっという間です。座席に座ったままで簡単に決済ができます。

さらにホンダはアリペイのサービスを提供する中国のIT大手「アリババ」グループ、世界トップレベルの音声認識技術を持つとされる中国の「アイフライテック」との共同開発計画を発表。

中国市場向けの新スマートカーの開発を急ぐ方針です。

アリババやアイフライテックなどは中国特有の技術がある。

中国市場の勢いや変化が激しい中で、それに負けないように頑張っていく。
