11月9日~10日にかけて開かれたラリーの大会。
ラリーは一般道を走るのが特色で来年には世界大会が日本で開催されます。そのテストを兼ねたレースで日本車が躍動しました。
セントラルラリー愛知・岐阜2019
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愛知県と岐阜県にまたがって開かれた自動車ラリーの大会「セントラルラリー」。
民家のすぐ横や林の中などおよそ700キロのコースを2日間かけて走りタイムを競いました。
メイン会場の愛・地球博記念公園にも多くのファンが。
高島嘉成記者、
こちら普段は自転車が走るサイクリングコースですが車が猛スピードで走り抜けていきます。
一般道を走っているのは市販の車をベースに改造されたラリーカー。
スピードメーターを見てみるとなんと180キロ/時!
実はこの大会、来年秋に10年ぶりに日本で開かれるWRC(世界ラリー選手権)のテストイベントを兼ねています。
WRCとは「公道のF1」とも呼ばれる世界最高峰のラリー大会。
年間14戦を世界各地で行いますが来年の最終戦の開催地が愛知と岐阜に決まったのです。
トヨタ自動車株式会社
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WRCといえば…
トヨタ自動車の豊田章男社長、
良い車をつくり、多くの方に笑顔になってもらうためWRC(世界ラリー選手権)の道に再び戻る。
トヨタ自動車は2017年、18年ぶりにWRCに復帰。今年はドライバー部門でタイトルを取るなど好成績を残しています。
そのトヨタの車が日本ではヴィッツという名前でお馴染みのヤリスです。
WRCで世界的にイメージが上がったこと受け、来年からは日本での車名も「ヤリス」に統一されます。
トヨタ自動車の友山茂樹副社長、
ヤリスという世界戦略車のブランド価値を上げていく上でWRC(世界ラリー選手権)は非常に重要なバトルフィールド。
ヤリスのシェアもヨーロッパでは増えている。
ヤリスのラリーカーを初めて目にしたファンたちは、
想像以上に速かったです。
「買いたいと思いました?」
活躍を見ているといいなと思う。
その一方で、
市販車とラリーカーは違う。どこまでかっこよさがあるか。
今回の大会ではヤリスに乗った勝田貴元ドライバーが総合優勝しました。
モータースポーツを普及するにはラリーが一番一般の方に近い競技。
間違いなくヤリスのファンは増えたと思う。