株式会社シー・シー・ピー
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続いてやって来のは東京・浅草にあるこちらのビル。
シー・シー・ピーっていう会社。
プロモーション担当の福島伸也さん、こちらは何でがっちりなんでしょう?
我が社はある家電でがっちり!!
「どんな家電なんですか?」
家電と言いましても大手さんと戦う気は全くありません。
大手さんが作らないようなすきゅまを狙った家電を作っております。
「隙間?」
では福島さん、その「すきゅま」を狙った家電というのは、
こちらがそちらの…
福島さん落ち着いていきましょう!
では、改めてお願いします。
こちらになります。
出てきたのは何の機能もなさそうなただのねずみ色の箱のような物体。
これは一体何なんですか?
ちりとり以上掃除機未満でがっちりな電気ちりとり。
電気ちりとり?
電気ちりとり
普通のちりとりとは似ても似つかない形ですが一体どうやって使うのか?
すると出てきたのはフロアワイパー。
フロアワイパーでゴミを集めて本体に近づけると数秒で吸ってくれてお掃除が楽チン!
確かに吸い取った!そう、これだけ。
この電気ちりとりはフロアワイパーで集めたけど拭き取りきれずに先っちょに溜まったゴミを吸い取ってくれる、それだに特化した家電なんです。
これが意外と良いというのも…
フロアワイパーの不満を皆さんに聞いたんですが、「ゴミが取れない」って相談が結構多くて。
確かに便利なお掃除道具としてすっかりお馴染みのフロアワイパーですが…
お掃除終わりに端のところに結構ゴミが残ってしまう。
あれを取るのが結構大変。
一方、掃除機はキレイにゴミを吸い取ってくれるけど…
夜だとその音が近所迷惑になるので使いづらいという声が。
そこで夜でも使えて、手軽にゴミの処理ができる、そんな実に狭いニーズに応える電気ちりとりが生まれたってワケ!
でも、この割とシンプルな作りに見える電気ちりとり。
商品開発の三浦洋一さんによるとその開発は意外と大変だったらしい!?
電気ちりとりを発売するまでにどれくらいかかったのですか?
5年かかりました。
結構苦労しました。
なんで、失礼ながら機能が1つのこのシンプルな感電の開発に5年もかかるのか?
その理由はこの吸い取り口に。
曲面がポイントです。風の流れを良くしているんです。
密閉したときにここの形が四角や三角だと済にゴミが溜まって吸い込むのに時間がかかる。
そこでいろんな形のフロアワイパーの形を紙粘土で作り、最も吸い込み時間が短いカーブの形を5年かけてミリ単位で導き出したんです。
わずかな時間でゴミを吸い取ってくれるので1ヶ月あたりの電気代もほとんどかかからないっていうからお得。
この電気ちりとり、1台およそ6,000円で2年前に発売したところ夜でも使えて便利と4万台以上売れているんです。
さらに、電気ちりとりがある特定のお客さんに大人気!
「あ!猫ちゃんが!?」
猫などのペットを飼っている人。
長いでしょ、この子たち毛が。お掃除が大変!
これまでのペットの抜け毛はフロアワイパーだけだと毛が軽くて取れない。
掃除機だと毛が絡まり、後の処理が大変だったり、お掃除の仕方に困っていたという…
でも、電気ちりとりは…
便利です!
これまたペットを飼っている人に大好評!
これはますます、
ちりとり以上掃除機未満でがっちり!
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