「THE行列」です。
このコーナーでは飲食店やグルメにまつわる行列を取り上げることが多いのですが、今回はちょっと変わった行列に密着しました。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
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とある日曜日の早朝6時。東京・代官山。

夜明け前にもかかわらず道路にはクルマの列…

「何時に起きた?」
きょうは午前3時半すぎ。

午前5時半くらいに着いた。

「相当気合入っている?」
入っている。

未明からクルマが続々と集まるその理由とは?

代官山 蔦屋書店
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午前6時半、並んでいたクルマが動き始めました。

すべて高級車のメルセデス・ベンツです。

向かった先は広い駐車場。
もうちょい!もうちょい!もうちょい!あとこれくらい。

スタッフは数センチ単位で位置を調整。

頭がそろっていると皆さんの自慢の車が格好良く見える。

インスタ映えです。

一体、何のイベントなのでしょうか?

代官山蔦屋書店の清野龍太さんは、
蔦屋書店で行っている「モーニングクルーズ」。

テーマを決めて開催している。

モーニングクルーズ
イベントを仕掛けるのは蔦屋書店。

毎月第2日曜の早朝にこの駐車場で開催しています。

この日のテーマは1985年から95年まで販売されたメルセデス・ベンツ初代Eクラス。

販売終了からすでに24年経ちますが品質の高さと角ばったデザインが人気を呼び、中古車市場では1,000万円以上で取引されるものも。

この日はメルセデス・ベンツだけでおよそ50台が集結。

会場ではいたるところに人の輪が…
僕スピーカー替えた、これ余ってる。

譲ってくださいよ。

フロントのスピーカー。

もう在庫がない、純正品は。

「部品も皆で交換して?」
持ち合わないと。

古いから、人間も車も古いから。

開催日時などの情報はSNSで告知。
誰でも自由に参加することができます。

イベントを仕掛ける理由
でもなぜ書店がクルマのイベントを仕掛けるのでしょうか?

エントリーのイベント。

ここで来ていただいて書店を知ってもらう。

あとは本を見てもらう。

イベントを含めて車に対するライフスタイルを提案して、どうやって利益を出していくか考えている面が強い。

店内にはクルマに関連したコーナーを展開。

蔦屋書店としてはこのイベントをきっかけに本に興味を持ってほしいのだといいます。

イギリスのクルマに、エンジンの形式、車の色など思考を凝らせたテーマでファンを惹き付け、イベントは7年も続いています。



さらには世代を超えた出会いも。

ここで知り合った。

今いくつくらい?
19歳。

5年くらい前からずっと知り合い。

19歳になるこの男性は中学生の頃に父に連れて来てもらったのがきっかけでこのイベントに参加しているそうです。

若者のクルマ離れもなんのその。
18歳になってすぐに免許を取得。
今では知り合いを通じて手に入れたクルマを自ら運転しています。

着々とファンを増やしてきた蔦屋のモーニングクルーズ。
いまや自動車メーカーの依頼を請け新車のPRのイベントが開かれるほどに成長しています。

一度、有料化の話もあったが絶対に嫌だった。

初めて来る人も何回も来ている人も同じような目線で車を見てもらって、「車を持つ生活」を楽しく過ごしてもらいたい。
