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[WBS]10日内閣改造 調整本格化!岸田総理 人事の狙いは?

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岸田総理大臣は10日の内閣改造と自民党の役員人事に向け調整を本格化させています。岸田総理の今回の人事の狙いはどこにあるのでしょうか。

内閣改造・当人事の狙い!旧統一教会との関係払しょくか

岸田総理は自民党の臨時役員会で新型コロナや台湾情勢、9月に行う安部元総理の国葬の準備などに触れ、早期に新体制を整える意義を強調し、人事の一任を取り付けました。

10日の人事では麻生副総裁や茂木幹事長のほか、松野官房長官を留任する意向で政権の骨格は維持する方針です。また鈴木財務大臣と林外務大臣も留任が検討されているほか萩生田経済産業大臣も続投もしくは要職への起用が検討されています。

それに対し萩生田大臣は8月8日に自らの人事について「継続してやっていくのが望ましいのでは」と述べました。

今回の人事では旧統一教会をめぐる問題、これが影響を与えそうです。

そもそも9月とみられていた内閣改造が8月に早まったのも旧統一教会と政権との関係を整理したいという岸田総理の強い意向があったとみられます。

総理周辺は「宗教団体との関係が深すぎて違法行為をやっているような人はもちろん起用しない」と話しています。

一部の世論調査ではここにきて支持率が10ポイント以上下落していて、背景には旧統一教会の問題が影響しているとも指摘されています。

実際、岸田総理は8月8日も臨時役員会で旧統一教会との関係をそれぞれの議員が見直すよう指示しました。

茂木幹事長もこれからは関係を持たないことが基本だと強調しています。

茂木幹事長

わが党の国会議員、政治家としての自覚を持って点検を行い見直すということだから、これからは関係は持たないということが基本。

岸田総理としては今回の人事でイメージの刷新を図り、政権基盤を安定させたい考えです。

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