文化シヤッター株式会社
[blogcard url="http://www.bunka-s.co.jp/"]
東京都文京区の文化シヤッター。
おはようございます。本宮です。
水事業部長の本宮久夫さん。
「シャッターの会社?」
そうです、向こうに商品があるのでご覧になっていただければ。
文化シヤッターはオフィスビルや工場、ガレージなどのシャッターを作って全国展開するシャッター業界2位の大手メーカー。
シャッターの会社がお天気ビジネスって、何を始めたのですが?
止水事業です。全国各地で今、ゲリラ豪雨が頻発しています。それに伴いまして浸水被害がよく起きています。それをシャッターやドアで止められないかと。
本宮部長が真剣にコメントしてくれた新事業は「止水ビジネス」。
止水ビジネス
日本でもここ数年、増加傾向にあるゲリラ豪雨。確かによくニュースでも見ますよね。
このゲリラ豪雨で大変なのが建物の中とか地下に雨水が流れ込む浸水被害。
建物や家具などが水浸しになって大ダメージってことが頻繁に起きています。
ゲリラ豪雨の浸水を水圧で防ぐ!
ごのゲリラ豪雨による浸水をがっちり防ぐモノがあるってことで栃木県小山市にある文化シヤッターの研究施設へ。
商品開発部の廣瀬です。
商品開発部の廣瀬誠さん。
シート状の止水商品。「止めピタ」。
「『冷えピタ』と似ていますね。」
でもこの止めピタ、結構ペラペラですが、これで大丈夫ですか?と思いきや実はこのペラペラであることが重要なのです。
ゲリラ豪雨は短い時間に凄まじい雨が降ります。止めピタは5分かからずスピードをもって設置できる。
これまで浸水を防ぐものといえば土嚢でした。しかし、重さが1つ10キロくらいあって短い時間にたくさん運ぶのが大変。
その結果、設置に時間がかかって、その間に浸水してしまいました。
止めピタ
一方、止めピタはあらかじめ外側からドアの縁にフックを取り付けておいて、いざという時はそのフックにビニールの端をかける、そしてドアに吸盤をペタペタとくっつけ重しをのせたら、
こちらで完了になります。
「3分くらいですね。たるんでるじゃないですか? 大丈夫なんですか?」
たるんでいても大丈夫です。
これで本当に浸水を防げるのか?
試していただきました。
水がドンドン入っていきます。お風呂並みに入りましたが大丈夫ですか?
自動ドアを内側から見てみると、確かに水が入ってきていません。
参考までに止めピタを外すと、すごい勢いで水が入ってきました。やはり扉だけでは浸水は防げないということですね。
どうして止めピタは薄いシートだけで防げるのですか?
シートに水圧がかかってピタッと貼り付いて水を止めている。
水が入ってこないヒミツは水圧。弱点となりそうなところはドアの横の隙間の部分。どうしてもチョロチョロと水が入ってきてしまいます。
止めピタは枠の部分に黒い素材が貼り付いています。これはちょっとした樹脂のようなもので、水が入ってくるとその圧力で枠部分がぐっと押され樹脂がピタッとドアに貼り付き水が染み込みません。
さらにシート事態も水圧で押されドアにピタッと貼り付きガード。
この2段構えで水の侵入を防いでいます。
いま問い合わせが殺到中といいます。
防水パネル
そして文化シヤッターにはもうひとつ昨年販売された画期的な止水マシーンがあります。
それがマンションに設置されているある部分。ただの床に見えますがこれが浸水を止めるらしい。一体どうやって水を止めるのか?
テスト用のもので実験。
水を入れてみると床が少し動いている?
と思ったら床が起き上がって完全に浸水をシャットアウト。
これはどういう仕組ですか?
床の下に水よりも軽いものがついているので浮力で起き上がります。
床の下には空洞がありそこに水が入ってくると防水パネルは水よりも軽い素材を使っているため浮力で起き上がる。水位が増すとその勢いに押されて立ち上がります。
マンションの駐車場など日が常駐していない場所にニーズがあるといいます。
売り上げ
2012年に始めた止水事業、売り上げはグングン伸びていって2016年は6億2,500万円。
文化シヤッターは浸水対策をがっちり!
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/bunka-s"]
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/ecomott"]
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/otowadenki"]