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[がっちりマンデー] CMでよく見る「あの」会社の秘密に迫る!(2)

2016年8月14日

CMでよく見る“あの”会社の秘密に迫る!

ブランディア

[blogcard url="http://brandear.jp/"]

先輩、ブランディアって知ってます?ブランド売るならブランディア。

菜々緒さんの目力が印象的なCM。

どうやら不要になった中古ブランド品を買い取ってくれるってことなんですが、それでどうやって儲けているのか?

これがいまいち分かりません。

株式会社デファクトスタンダード

[blogcard url="http://www.defactostandard.co.jp/"]

大量のCMを流す裏事情を探るべく東京・大田区、倉庫街の一角にあるブランディアを運営している株式会社デファクトスタンダードを訪ねてみました。

社内には大量のダンボールが置かれています。

オフィスか倉庫か分かりません。

実はダンボールの中身はCMを見たお客様が査定を依頼をしてきたブランド品です。

査定依頼の方法

まずブランディアのサービスにパソコンやスマートフォンで申込みます。

自宅に宅配キットが送られてきます。それに買い取って欲しいブランド品を詰めて発送。

すると値段が示されたメールが本人に届きます。

それで良ければ買い取りが成立し、査定に不満なら品物を返してもらうっていう仕組みです。

ビジネス規模

ビジネス規模は経営企画部の菅原亜美さんによると

毎日約1万点届きます。

CMを始めてから依頼が3割アップ。

なんと毎日1万点のブランド品が届くというから、その影響力は絶大です。

そうなると益々気になるのが買い取ったブランド品を、どこで、どう販売しているかってことです。

ブランディアの商品ってどこで買えるのですか?

お買取りさせて頂いた商品を自前のオークションサイトやヤフーオークションで販売しています。

街にショップなどを持たず、買い取ったブランド品をヤフーオークションなどで販売。

宅配による買取とネット通販に特化しいています。

そこで重要になってくるのがお客様から送られてくるブランド品の査定です。

お客様からお送り頂く品物は安く買い叩かない。

当然ですけど、高すぎず安すぎずっていうのが買取の鉄則。

安く買い叩くとお客様は売ってくれなくなるし、高すぎるとブランディアの儲けが減ってしまいます。

どちらもウィンウィンになるギリギリの値段をお客様に提示するのが儲かりのポイントです。

査定方法

普通の中古ブランドショップだと査定の見極めに熟練の目利きが必要になります。

しかしブランディアには企業秘密になっているあるシステムがあります。

査定員の高野元気さんにその様子を見せて頂きました。

取り出したのは、皆さんご存知の有名ブランド「PRADA」の黒い財布。

高野元気さんはブランド、商品名、カラーをパソコンに入力します。

さらに

財布自体に型崩れがあるのとメッキの剥げ、小銭入れの汚れ。

財布の場合、「型崩れ」や「メッキの剥げ」、「金具紛失」、「こすれ」、「小銭入れの汚れ」、「破れ」、「色落ち」など状態に関する7項目を選択式でパソコンに入力します。

すると

7,700円になります。

あっさりと7,700円の査定結果が出ました。

どういうことかというと、

過去のデータから同じ様な商品の買取・販売金額が分かる。

これぞブランディアの心臓部「査定データベース」。

過去に同じような商品をいくらで買取り、いくらで販売したか、900万件以上のいわいるビッグデータをもとにコンピューターが査定してくれます。

だから膨大なブランド品を経験のないスタッフでもどんどん査定ができます。

先ほどのプラダの財布も過去に同じような財布を買取り、1万数千円で販売した実績があるそうで、このデータ通りに価格を査定。

さらに、このデータベースのおかげで予想外の品物も買い取っています。

ブランディアだと他の質屋さんで買い取らないような品物も買い取っている。

これなんですか?

刻印入りのリングです。

二人の名前が入った結婚指輪?

はい。

MさんがMさんに愛を込めて贈ったイニシャル入りの指輪。

これはさすがに買い取れないんじゃ…

こちらも買取可能でございます。

いくらで?

こちらだと6万円で買い取ります。

刻印入りは売れませんよね?と思いきや過去に意外にも売れた実績があったため買取が成立しました。

他にもネーム入りのスーツや電池切れの時計など、これまで買取NGだった中古品もブランディアではOKなんだとか。

販売

そして買取が成立したら、今度はいかに素早く売るかが勝負です。

写真と詳細情報を入力したら販売サイトに即出品。

買取成立から出品まで遅くても翌日というのがブランディア流なんです。

そして案内されたのが

こちらブランディアの倉庫になります。

全部倉庫なんですか?

はい、そうです。

ちょうど東京ドームのグランド面積と同じ1万3,000m2の巨大倉庫にブランディアが買い取ったブランド品の数々がずらりと並んでいます。

全部、ブランディアの商品なんですか?

はい、全て出品されている商品です。全部で35万点あります。

全部売っているんですか?

はい。

なんと、倉庫にある35万点のブランド品は現在インターネット上に全て出品されています。

ここにある品物ぐらいなら3ヶ月程度で売り切ってしまうというから半端ありません。

気になるブランディアの儲かりっぷりは?

売り上げで80億円。

年間売上げ約80億円ってまさに急成長。

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