ビットコインなどの仮想通貨が円などのお金に替わる新たな通貨として広がりを見せています。
4月7日、日本の大手量販店でも本格的に使えるようになりました。
ビットコインで私たちの買い物が変わるかもしれません。
ビッグカメラ
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東京・有楽町の「ビッグカメラ有楽町店」。
店内には「今日からビットコイン使えます」という看板が並んでいました。
ビットコイン
ビットコインは2009年ごろから世界中で使われている仮想の通貨のことです。
銀行ではなく、インターネット上の取引所と呼ばれる購入できスマートフォンなどで通貨と同じように店での支払いや送金ができるのが特徴です。
では、どのように決済するのでしょうか?
1万円の買い物をビットコインで支払います。
ビットコインは店側が提示したQRコードに自分のスマートフォンをかざして決済します。
支払い完了。0.075BTC。
この時のレートは1ビットコインあたり約13万3,000円だったので、1万円の買い物に対し0.075ビットコインを支払いました。手数料はかかりません。
ビットコインは海外で両替などをせずにそんまま使えるため欧米を中心に利用者が多いといいます。
外国人客は、
ビットコインが使えるようになるのはとてもいいよ。
男性のお客様は、
投資で運用できるので、ほかの通貨に比べて便利。
4月7日、実際に数人がビットコインで決裁をしたといいます。
ビットコインで決済したお客様は、
決済できる大きな店が増えたらビットコインがもっと普及するのでは。
ビックカメラはまず都内の2店舗に導入して増え続ける訪日外国人を取り込む狙いです。
ビックカメラ有楽町店の佐藤壮史店長は、
海外で使われている決済手段が日本で使えるのは海外からのお客様へのメリットだと思う。
ビットコインのメリットとリスク
ドルから円、円からドルに変えると手数料がかかります。
ビットコインを持っていれば、どの国に持っていってもそのまま使用できる。
便利に見えますがリスクもあります。
ビットコインのここ1ヶ月間のレートは高い時には14万5,210円、低いときは10万187円。値幅が大きさが最大のリスクでです。
さらにビッドコインは金利はつきません、株のような配当もありません。
仮想通貨に対して知識が十分に広まっていないことをビットコインを含む仮想通貨、実はトラブルが急増しています。
国民生活センター
国民生活センターには仮想通貨に関する相談が寄せられているといいます。
国民生活センターの大槻祐子さんは、
一昨年に比べて4倍以上の相談が寄せられている。16年度は781件の相談があった。
仮想通貨に関する相談件数は統計を取り始めた2014年度の194件から年々増加しています。
年代別にみると相談件数の半数以上が60歳以上の高齢者となっています。
80代の男性からの相談だが、「いま購入すると数十倍になる」と言われて仮想通貨を買ってしまった。
相談者の男性は、自宅に来た業者から「いま仮想通貨を購入すれば必ず値上がる」といわれ、投資目的で300万円で購入。しかし男性はインターネットなどを使っておらず、家族にも止められため解約を申し出ましたが拒否されたといいます。
その他にも80代の女性が仮想通貨を購入すると2倍になると言われ業者に8,000万円を業者に支払ったケースもあります。
仮想通貨の仕組みが分からない場合は契約しないでください。4月1日からは仮想通貨の交換を行うには国への登録が必要になった。業者と契約する際には仮想通貨を交換するための登録が業者ニアあるかどうか国にしっかりと確認してほしい。