東京・新宿にあるビックロ。ビックカメラとユニクロという異色のタッグで新宿の新名所ともいわれましたが来月閉店することが発表されました。その理由は何なのでしょうか。
新宿ビックロが来月閉店!異色タッグは10年で幕
原田修佑キャスター

新宿東口にあるビックロですが6月19日に閉店することが決まりました。
突然の閉店が発表されたビックロ。街の人からも驚きの声が…

下着やシャツをいつも買う。びっくり。

ユニクロとGU、あと電化製品とか一気に見られるので。
ビックカメラとユニクロの共同店舗として営業してたビックロですが…
ユニクロ

契約満了に伴い営業を終了する。
契約満了を理由にユニクロが撤退。ビックロの看板を外すことになりました。
今後はビックカメラ新宿東口店として営業を続ける方針ですが、ユニクロの後に入居する店舗はまだ決まっていないといいます。
2012年9月にオープンしたビックロ。家電量販店とアパレルという異色のタッグが話題となり、オープン初日は長蛇の列ができました。
クーポンなどをどちらの店でも使えるようにするなど販促面でも協業し、「ついで買い」の利便性を謳っていました。
しかし、新宿の新名所は10年でその幕を閉じることに。
背景にあるのは新宿エリアの再開発です。新宿駅周辺では大規模な再開発事業が進行していて7年後には西口に大型の商業施設もオープンする予定です。
ユニクロはこうした再開発などで人の流れが変化すると見込んで立地の変更を決断。秋には近隣に2店舗を新たにオープンします。
ただユニクロを運営するファーストリテイリングは家電量販店との協業に今後も前向きな姿勢を見せました。
ユニクロ

ビックカメラとの縁が切れるわけではない。
今後も立地が良ければ一緒に店舗を出す可能性もゼロではない。