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[WBS]冬の消費が指導!"タワー型"ストーブが人気アップ[株式会社ビックカメラ]

2021年10月22日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

首都圏は10月22日は12月下旬並みの寒さとなりました。

東京の日中の最高気温は11.6度で前日と比べて7度以上低くなるなど首都圏全域で前日を大きく下回っています。

この急激な冷え込みで消費の現場では寒さ対策の商品が売れ始め、そこには例年とは異なる状況もあるようです。

株式会社ビックカメラ

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小雨の降る都内では…

「きょうは何枚着ているか?」

何枚だろう?1、2、3、4枚、冬の格好。

夏から一気に冬という感じ。

寒かったのでクローゼットの奥から冬物を出してきた。

気象会社ウェザーニューズが行ったアンケートによると関東で10月22日に暖房を利用した人は59%に上ったということです。

そんな真冬並みの寒さの中、大手家電量販店で売れていたのが電気ストーブです。

売り場で熱心に品定めをしていた男性は…

「10月からファンヒーターを見ると思っていたか?」

思っていない。びっくり。

こちらの店で今年特に売れているのがタワー型の電気ストーブ。

価格が1万円前後のものです。

そこには今年ならではの特徴があるといいます。

ビックカメラ有楽町店の家電コーナー、土屋彰範さん。

ひとりであたたまりたいと暖房器具を探しに来店するお客様が増えている。

テレワークが主な原因だと思うが、現状では昨年よりはるかに上回るペースで売れている。

また、加湿器も売れ始めています。

暖房で室内が乾燥しがちな中、コロナ禍が続いているためウイルス対策機能のある商品が人気だということです。

松屋銀座本店でも急な寒さで売れ始めたものが…

食品売り場を見てみると、そこにできていたのは鍋つゆコーナー。

松屋銀座本店の高見祐貴さん。

朝までは栗ごはんや秋の新そばを展開していたが、夕方の晩ごはんに鍋を食べるお客様に向けて急きょ売り場を変えた。

本来、鍋つゆの展開は12月ごろですが1ヵ月以上前倒しを決めました。

10月22日は水炊き用の鶏肉や高級長ネギなど鍋向きの食材も売れ行きが好調となっていました。

また今週に入って手袋や厚手のストールなど冬用の小物類を求めるお客様が増加。

先週と比べて1.5倍~2倍ほど売れているといいます。

例年より2週間ほど早く本格的な冬商品を展開しました。

男性向けスーツを販売する催事場でも急きょコート類を売り場の入り口に移動。

コートやブルゾンはこの1週間で去年と比べ1.8倍売れているといいます。

週末の売れ行きについては…

松屋銀座本店の黒岩真一さん。

緊急事態宣言も解除されてお客様が徐々に外に出て活動しているので、この土日は非常に期待している。

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