VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を使ったゲームなどが広がりを見せていますが、こうした技術が働き方も変えるかもしれません。
株式会社ベルシステム24
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企業のコールセンター業務を請け負うベルシステム24などの4社は12月2日、MR(複合現実)を使ったコールセンター支援の実証実験を発表しました。
ベルシステム24ホールディングスの柘植一郎社長、
われわれの都合に合わせて働いてもらえる方がどんどん減っている。
ワークスタイルのイノベーションをしていかなくてはいけない。
MRはヘッドマウントディスプレイを装着することで目の前の景色に3D映像を重ねて表示する技術です。
早速体験してみると…
柏木大治記者、
僕の目の前にはデロンギのコーヒーメーカーと同じものが浮かんでいます。同じ大きさのものが宙に浮かんでいますね。
このシステムはマイクロソフトが先月発売した「ホロレンズ2」を使ったものです。
コールセンターにこの技術を採用することで自宅にいながら製品の細かな問い合わせに答えることができます。さらに地方に住む人でも仕事を請け負うことが可能です。
ベルシステムは12月2日からデロンギ製品の問い合わせに答える実証実験を行い、2021年末をめどに他の企業にも導入する予定です。
本当の実機がないと正確に答えられないという場面がある。
こういう技術を活用することでコールセンターに来なくても同じ環境で仕事ができる。