
世界各国でオミクロン株が猛威を振るう中、中国・北京では冬のオリンピックが始まります。
4日の開会式を前に2日にスタートした聖火リレーでは史上初めてというある演出が盛り込まれました。

聖火リレー ロボットも傘下!?
北京支局の佐藤真人記者。
競技会場のジャンプ台の近くにある聖火リレーのコースに来ています。封鎖された公園内で聖火リレーが行なわれるため観客は誰もいません。

北京と隣の河北省張家口でおよそ1,200人が走る今回の聖火リレー。

新型コロナ対策のため日程は2月2日から3日間と大幅に短縮されました。

公道は走らず、警察によって厳重に封鎖された区域のみを走ります。
聖火ランナーの男性。
聖火ランナーは全員集合した後、PCR検査をして結果が出るまで部屋で待機した。

こうしたルールは合理的だと思う。

聖火リレーに参加するのはランナーだけではありません。こちらはロボット同士が水中で聖火を受け渡す様子。史上初の水中でのロボットによる聖火リレーとして科学技術をアピールする場面も見られました。

異例づくしの聖火リレー。2月3日は世界遺産の万里の長城を走ります。
