新しい日常の働き方、テレワークを導入する企業が増えています。
東京都の調査によると導入率は57.8%に上り、2年前の2倍以上になっています。
テレワークが普及したことで住まいに求める条件にも変化が起きています。
今回の白熱ランキングです。
アットホーム株式会社
[blogcard url="https://www.athome.co.jp/"]
テレワークという新しい働き方が普及し始めてから半年。

多くの人が経験したことのない新生活。

アットホーム広報室の三留香澄さん、
テレワークの定着により住む場所だった家が働く場所にもなった。

住まいに求める条件が変わり始めている。

そこで不動産情報サービスのアットホームが全国1,276の加盟店にアンケート調査を実施。

不動産のプロが選ぶテレワークにおすすめの住まいの条件をランキングします。


7位~10位
まずは7位から10位。
7位 | 防音性に優れた鉄筋コンクリート造 |
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8位 | サービスルーム |
9位 | 充実したキッチンスペース |
10位 | 複層ガラス・二重窓 |

複層ガラス・二重窓
10位に入ったのは複層ガラスや二重窓。
家の外の騒音は気が散りますよね。

でも複層ガラスだと窓を閉めれば静かな環境が生まれます。

充実したキッチンスペース
9位の充実したキッチンスペース。

お家時間が増えることで複数のコンロなどを備え料理を作りやすいキッチンが人気です。
サービスルーム
8位に入ったサービスルームとは?
気になります。
サービスルームとは窓が少なかったり、なかったりする法律上、居室として認められない部屋。間取り図ではSと書かれている。

多くの場合、納戸として使われる部屋ですがテレワークでの仕事部屋とするケースが増えています。

ルームキューブ株式会社
[blogcard url="https://room.q-be.co.jp/"]
ランキングには入りませんでしたがこちらのホテル、不動産のプロはホテルもテレワークにはおすすめだといいます。


ルームキューブの榎本敦史社長、
ここはホテルの一室。水道光熱費がすべて込み。

インターネットも無料で使える。

簡易なテレワークスペースとして借りられる。

4位~6位
ランキングに戻ります。
4位 | スーパーやコンビニなど周辺設備が揃っている |
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5位 | リビングが広い |
6位 | 書斎付き |

書斎付き・リビングが広い
6位は書斎付き。5位は広いリビング。

共に仕事用スペースがランクイン。
スーパーやコンビニなど周辺設備が揃っている
4位はスーパーやコンビニなど周辺施設が整っていること。

お家時間が増えたことでおすすめの条件となります。
上位を発表する前に不動産のプロが耳にしたこんな事例も。

住まいを探している人からベッドなどのプライベートな空間がウェブ会議に映ってしまい恥ずかしいといった声。

子どもがいる家庭ではテレワーク中だと仕事に集中しにくい。

そこでDIYが可能な物件なら背景を変えたり、仕事専用のスペースを作ったりできます。


2位~3位
いよいよ上位の発表。
2位 | インターネット接続無料 |
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3位 | テレワークスペースを確保できる広さ |

テレワークスペースを確保できる広さ
3位はテレワークスペースを確保できる広さ部屋。
インターネット接続無料
2位はインターネット接続無料の物件。

ネット環境はテレワークに必須ですよね。
契約の煩わしさもなく入居してすぐに使いたいというニーズは多いようです。
2位~3位
そして不動産のプロが選ぶテレワークにおすすめの住まいの条件1位に輝いたのは…

1位 | テレワークスペースを確保できる間取り |
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テレワークスペースを確保できる間取り
1位に輝いたのはテレワークスペースを確保できる間取りです。
テレワーク用にもうひと部屋というプラスワン需要は今後も増えていくといいます。

これから物件を探す人はいま住みたいという物件がテレワークのニーズを満たすものなのかよく考えながら探しに行く方がいい。

これまで通勤に便利かどうかが重視された住まい探し。
今後はテレワーク向けかどうかが重要な要素になりそうです。