株式会社旭ダンケ
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続いて北海道庁の情報を元にやって来たのは旭川市にある旭ダンケって会社。
「がっちりマンデーです。」
旭ダンケの高橋と申します。
「すごいガッチリされてますね。」
ほとんどいらない部分なんです。
高橋優和さん、この会社で作ってる北海道が日本一のものって何ですか?
私どもの会社はこちらを作っております。
「コンクリートですか?」
こちらは縁石です。
弊社は土木用のコンクリート資材を製造しております。
全国の道路の土木用コンクリート
そう、土木用のコンクリート。道路の縁石や河川敷のこの部分、駅前の広場にあるブロックなどなど結構あちこちにありますよね。
実はこれ北海道が一番作っているんです。
ちなみにこれも土木用コンクリートなんですが、何か分かりますか?
こちらはマンホールとよく呼ばれている。
「マンホールの下ってこうなっている!?」
ズドーンと。
マンホールの蓋の下にはこんな大きな円柱のコンクリートが埋まっているんですね。
「コンクリートってどこにでもある。めちゃくちゃ儲かりませんか?」
その辺は儲かってます。
「お給料いいんですか?」
お給料も、お給料は…ちょっとがっちり。
実は北海道はこうした土木用コンクリートを作っている会社がなんと26社もある。
一番の理由はコンクリートの材料となるこの石。
北海道では良質な石がたくさんとれる。
北海道ではコンクリート作りに適した密度の高い頑丈な石がたくさんとれる。
しかも、作ったコンクリートをたくさん置いておける広大な土地がある。
だから北海道が日本一なんですね。
土木用コンクリートの最新技術が!
こちらの会社、旭ダンケには日本でも珍しいすごいコンクリートを作る機械があるといいます。
旭ダンケの製造部、飯田隆保さん、
こちらの機械がバイコン製法。丈夫なコンクリート製品を作れる。
バイコン製法で作るとひび割れしにくい丈夫なコンクリートになる。
普通のコンクリートを作るときには型の隅々まで行き渡らせるため水分が多いドロドロの状態で作る。
でも、このバイコン製法は…
機械で使っているコンクリートが、水分が少ないコンクリート。比較的サラサラなイメージ。
「ドロドロじゃないですね。」
水分を極力減らすことによって丈夫なコンクリート。
バイコン製法で使う水の量は普通の作り方の3分の2!
でもこれだと型の隅々にコンクリートが入らない…
今あちらですごい振動してますよね。
強烈な振動を与えることにより、先ほどパサパサだったコンクリートが流動性を持ち成型しやすくなる。
水分が少ないコンクリートもブルブル震わせるとドロドロになる。
地震の時の液状化現象と同じ原理で、だからちゃんと型の隅々まで行き渡るんです。
會澤高圧コンクリート株式会社
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さらにコンクリート先進国の北海道では日本の工事現場を変えるすごいコンクリートを作っている会社が…
札幌にある會澤高圧コンクリートではどんなコンクリートを作っているんですか?
アイザワ技術研究所の研究員、東大智さん、
こちらです。
「コンクリートなんですか?」
これ、コンクリートになります。
美しい曲線美とか型枠なしで表現できます。
普通、コンクリートは型枠に入れて作る。だからシンプルな形しか出来なかった。
でも、型枠なしでこんな複雑な形を作れるようになったんです。
その秘密が!?
それはあちらです。
これはコンクリート3Dプリンタ。
コンクリート最新技術…3Dプリンタ
こちらは3Dプリンターのコンクリート版。
早速、その実力を拝見!
コンクリートをドンドン出していく。複雑なカーブもなんのその!
しかも、スピードもかなり速い!なんとわずか20分で…
完成しました。
完成品がこちら!
コンクリートで作ったガッチリマンデーのロゴ。
「固まってるんですか!?」
「あっ本当だ!」
材料としては数分で固まる。
実はセメントの成分を変えていて固まるのが速い。
だから、こんなにたくさん積み上げられる!
3Dプリンタなら型枠なしで複雑な形があっという間に出来るからコストを50%以上も削減できるらしい。
すごい!
北海道は土木用コンクリートで、
がっちり!
なんですね。
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