スポンサーリンク

[WBS]”アルケゴス”ショックの裏側!アメリカ当局も懸念 高リスク取引[アルケゴス・キャピタル・マネジメント]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

今週、金融機関が相次いである取り引きに関する損失の可能性を発表しました。

野村ホールディングスが2,200億円、クレディ・スイスが3,300億~4,400億円、三菱UFJ証券ホールディングスが300億円、そして昨日、みずほフィナンシャルグループでも100億円規模の損失がある可能性が判明しました。

この問題に対して麻生金融大臣は4月1日、「実態調査に努めている」と述べました。

金融機関から随時報告が出てくると思うが実態調査に努めているところ。

金融庁としては日銀や海外当局と情報共有しないといけない。

損害は世界の金融機関に広がり、その総額は日本円で6,000億円を上回る見込みです。

こられの損失のきっかけとされるのがアメリカの投資会社アルケゴスです。

無名の会社との取り引きが大手金融機関に巨額の損失を与えた背景にはリスクの高い取引手法がありました。

アルケゴス・キャピタル・マネジメント

ニューヨーク市局の宇井五郎記者、

高層ビルが立ち並ぶマンハッタンの中心部、このオフィスビルの一角にアルケゴスが入居しているとみられています。

金融市場を震撼させた投資会社「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」。

元ヘッジファンドのマネージャー、ビル・ホワン氏が個人資産を運用するために設立しました。

今回の問題が起きるまでは無名の会社、実態は・・・

今回、アルケゴスが行っていたのがレバレッジ取引というリスクの高い投資手法です。

レバレッジ取引は投資家が金融機関から資金を融通してもらうことで元手以上の取り引きができるというものです。

レバレッジ3倍なら100ドルの保証金を元手に300ドルの投資ができるため、利益も通常の3倍となります。

ただ投資した株などの価値が下がった場合、損失も3倍に。

金融機関は資金を回収できない事態を避けるため追加の保証金を求める場合もあります。

現地メディアによるとアルケゴスは8~20倍という高いレバレッジで取り引きをしていましたが、投資していた株式の価格が急落し損失が拡大。金融機関は追加の保証金を要求しましたがアルケゴスは保証金を支払えず金融機関が損失を被ったとされています。

アルケゴスは複数の銀行と取り引きをしていて、金融機関側の損失は総額6,000億円以上にのぼるとみられています。

なぜアルケゴスはここまでリスクの高い投資ができたのでしょうか。

ニューヨークでヘッジファンドを運営する堀古英司さんに聞きました。

株式投資で8~20倍というレバレッジは普通できない。

ヘッジファンドは無茶な取引はできない。ファミリーオフィスだからできた。

固有銘柄や資産の開示、ビジネス内容を細かく開示する必要がない。

アルケゴスはビル・ホワン氏個人の資産を運用するファミリーオフィスという形態だったため金融機関の審査や規制当局の監視が緩かった可能性があるといいます。

今回は非常に特別なケース。市場全体に広がることはおそらくない。

ただレバレッジ取引の危険性は残ります。

イエレン財務長官は先日、「レバレッジ取引が市場のストレスを増幅させる可能性がある」と発表。コロナ禍で金融市場が大きく変動している一因にレバレッジ取引を挙げたのです。

金融緩和で金余りになって株価の動きが大きくなっている。

第2、第3のアルケゴスが出てくる可能性はある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました