以前番組でも紹介した紳士服大手のAOKIが開発したパジャマスーツ。しっかりとした見た目なのに着心地の良いことが評価され、スーツ市場が低迷する中で累計10万着以上を売り上げたヒット商品となっています。そのアオキが4月21日に新作のパジャマスーツを発表しました。一体どんなものか取材してきました。
夏のテレワーク向け!?新パジャマスーツの実力は
4月21日にAOKIが開いた戦略発表会。
AOKIホールディングス
青木彰宏社長

スーツ専門店としてビジネスモデルの大きな変革、転換が必須だった。
パジャマスーツのさらなる強化によるカジュアル領域の拡大です。
青木社長がさらに強化したと強調した新作のパジャマスーツ。一体どう変わったのでしょうか。
角谷暁子キャスター

袖を通した瞬間にブラウスの上からでも分かるほどひんやりとしていました。これなら真夏でも暑くなくスーツを着られそうです。
秘密はAOKIオリジナルの新素材。
ユーカリの天然素材を独自の配合で織り込むことでひんやりとした触感を生み出したといいます。
さらにこちらのジャケット、メッシュのように小さい穴が空いています。光にかざしてみると向こう側が透けて見えるほど。
2つの新素材を使った理由を聞いてみると…
AOKIホールディングス
青木彰宏社長

真夏のリモートワークの時にTシャツ1枚では仕事をしづらい。
夏でも快適な、われわれ独自の素材を開発して展開してみようと。
われわれにとって閑散期の真夏、しっかりと売りたい。
さらに今回、もう一つ力を入れたのが…
AOKIホールディングス
青木彰宏社長

こちらがパジャマスーツのレディースコーナー。昨年の倍以上の広さ。
アオキというとメンズのイメージ。トータルコーディネートできるように。
女性向けパジャマスーツのラインナップを10倍以上に拡充。これに合わせてシャツやブラウスなども展開します。
角谷暁子キャスター
さらにカジュアル分野に注力?

AOKIホールディングス
青木彰宏社長

カジュアル分野の売り上げを10%から30%まで伸ばしていく。
レディースは205から30%に伸ばしていく。5年くらいで。