綜合警備保障株式会社
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鳥獣保護法
「鳥獣保護法」というのは、ざっくりいうと野生の鳥や動物を守るため勝手に獲ってはいけませんよっていう法律です。
この法律が2014年に大きく改正させれいたらしく、それに伴い全国各地で新たなビジネスが誕生しているそうです。
どんな法改正だったのか、千葉県茂原市役所経済環境部農政課、山田晃義さんによると、
農作物を食い荒らしたりたりとか、農地を荒らしたりするので、それを防がなければいけない。法人が捕獲事業をできるようになった。
以前は野生動物の猟や捕獲をしていいのは狩猟免許を持ち、民間団体、猟友会に所属するハンターに限られていました。
それが一昨年、一般企業でも社員がちゃんと免許を取れば「狩猟をしていいよ」と変わったのです。
これはどえらい改正ですね。一体なぜ?
増えてきた鳥獣を捕獲するのにハンターが不足している。捕獲の担い手がいなくなってきた。
改正のきっかけはハンターの深刻な人手不足。茂原市の農家の方も、
「イノシシ多いですか?」
多いですよ。多いなんてもんじゃないですよ。前は米を作っていたんですよ。それをイノシシが食べちゃう。だから仕方なく田んぼを休んじゃったんですよ。
法改正後の平成27年でさえ、鳥獣による全国に被害総額は200億円以上。
これを見過ごす手はないとある企業が実際にイノシシ捕獲ビジネスを始めているとのこと。
なんだかキビキビした動きですが、一体、何の会社?
ALSOK千葉株式会社
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ALSOK千葉株式会社の営業部、平川卓さんは、
私どもはALSOK千葉という会社。
警備会社「ALSOK」がお家やビルの監視・警備だけでなく野生動物の不捕獲を開始。
狩猟免許には「猟銃を使っていいよ」という第一種銃猟免許・第二種銃猟免許や「網で取っていいよ」という網猟免許などなど数種類あるのですが、現在、ALSOK千葉株式会社の皆さんが取得しているのは「わなに仕掛けていいよ」という「わな猟免許」。
茂原市内のあちこちに60ヶ所のわなを仕掛けて2班が3日間をかけチェックしていきます。
捕獲に使うのは「箱わな」という仕掛け。イノシシが降りの真ん中のエサを食べに入って仕掛けに触れると、素早く両側の扉を閉めるというもの。
残念、イノシシはかかっていませんでした。というのも、
何だコレ?何だ?でも入ってる!イノシシですね。オリを知っているイノシシだと、真ん中のヒモの所だけを食べないで出ていってしまう。
わな猟は「人間」対「獣」の知恵比べなんです。
次の現場に移動する道中、あちこちでイノシシの形跡を発見。荒らされた里芋。すると、
捕まってますね。
この罠はしてやったり、5頭のイノシシが。ALSOK千葉の平川卓さん曰く、親は逃げ、子供だけが罠にかかったんだとか。
イノシシは繁殖力が高いため、その場で処分します。100kg以上の凶暴なイノシシも結構いてなかなか地道で過酷な現場なのです。
強力なアイテム
そこへ最近、「ALSOK」の強みを生かした強力なアイテムが登場しました。
営業推進部の小塚卓也さんは、
泥棒の侵入を感知するセンサーの技術を動物に対して応用。
罠にかかると自動的にカメラが作動し、その映像が携帯メールに届くという仕組み。これならいちいち見回りしなくても何がかかったかは分かり、効率良くわなをチェックできます。
料金
その料金は、
カメラ無しは13万2,000円、カメラ有りが24万円。がっちり行きたいですね。
これは当初、2年分の料金。3年目からは2万円で。農家の野菜も守り始めているALSOK千葉株式会社。
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