
株式会社エアークローゼット
[blogcard url="https://www.air-closet.com/"]
10月11日、都内で行われた発表会。
株式会社エアークローゼットの天沼聰社長は
これまでオンラインで提供してきたファッションレンタルが実体験できる場。
衣料品レンタルサービスの株式会社エアークローゼットが不動産賃貸仲介店の株式会社エイブルと組み実店舗をオープンすると発表しました。
株式会社エイブルの平田竜史社長は
洋服を買わなくても借りて済むのであれば、その分家賃に回して便利な所に住める。
株式会社エイブルで賃貸契約をした女性は洋服を1回につき3着まで無料でレンタルできます。
エアークローゼットはインターネットで利用できる洋服のレンタルサービス。
返却時にクリーニングが不要など気軽に利用できるところが人気でサービス開始時から1年半で利用者は9万人に増えました。
実店舗では1点1,800円からレンタル可能です。
普段着がメインですが、パーティー用のドレスもあります。
最大の特徴は
パーソナルスタイリングという敷居が高かったサービスを気軽に楽しんでもらえる。
パーソナルスタイリング
店舗にはスタイリストが常駐して服を無料で選んでくれるのです。
ディレクターの丸田佳奈さんがサービスを体験します。
丸田佳奈さんの服を選ぶのは株式会社エアークローゼットのスタイリンググループ、林優里さん。
まず服に関する診断をします。
持っている服の色や住みたい街などをタブレットで入力します。
すると、いまの自分の服装のテイストとなりたい自分のイメージが診断されます。
苦手な服のシルエットや素材は?
首が詰まっているのは少し苦手。
スタイリストは利用者の好みをヒヤリング。
診断結果と合わせて合う服を考えます。
そして、
着替え終わりました。
スタイリストは利用者の肌の色なども見て似合う色を決めるといいます。
自分で似合わないと思っていたものが意外と似合うんだと発見してもらう。新しい洋服との出会いを提案する。
天沼聰社長はこうしたコーディネートの体験が重要だと話します。
新しい服の体験をまずしてもらって、楽しんでもらった上で本当に気に入ったアイテムは購入してもらう。体験の幅を広げるのがファッションレンタルの価値なのかなと。
サイジニア株式会社
[blogcard url="http://www.scigineer.co.jp/"]
東京・港区にある東京アメリカンクラブ。
こちらで開かれていたのは「Decoded Fashion TOKYO SUMMIT 2016」。
テクノロジーの導入が遅れてきたアパレル業界がいままさに推進しているのがファッションとテクノロジーの融合です。
なかでも10月11日にお披露目されたのが「scigineer」。
サイジニア株式会社の吉井伸一郎社長によると
欲しいアイテムを見つけた際に画像撮影により商品をどこで変えるか探すアプリ。
人工知能を開発するサイジニア株式会社が発表した「デクワス.CAMERA」。
例えば雑誌やテレビに映っている有名人を撮影し、アプリに取り込みます。
そしてこれが欲しいという部分をタップ、さらにカテゴリーごとに分類された部分をタップすると似たような商品がずらりと表示されます。
似ているアイテムがどこで買えるかを見つけ、それを選択すると商品が買えるECサイトにつながる。
これを可能にしたのが人工知能ディープラーニング。
背景画像から人間を切り出し、頭、上半身、下半身と骨格を理解していきます。
それにより複数のアイテムがあっても別々に認識することが特徴です。
北村まあさキャスターがジャンパーを羽織り、バックを持つと、それも認識することができます。
さらに人工知能はスタイリストにもなります。
自撮りモードで自分を撮れば着ている服に合った別のスタイリングを提案する。
北村まあさキャスターの写真でコーディネートをタップすると、なぜか男性のファッションが…。
北村まあさキャスターの髪の短さに人工知能が反応したようです。
これも学習していくことで洗練された専属スタイリストになっていくといいます。
ちょうど衣替えの悩み時だと思うが、このアプリがあればアパレルのビジネスもより活性化できると思う。
人工知能スタイリストは不振といわれるアパレル業界の起爆剤になるのでしょうか。