午後10時頃に銀座に500人ほどの行列ができました。
実はこれ衣料品店「GAP」で始まったブラックフライデーセールの様子です。
どういったものがあるかというと1人1点の100円セーターや50%オフの商品など手頃な並んでいます。
そもそもブラックフライデーはアメリカで11月の感謝祭の翌日から始まるセールで小売店が黒字になることに由来して命名されたといわれています。
このブラックフライデー、今回は消費増税後初めての大型セールとなりネット通販大手のアマゾンも初参戦します。
はたして消費の起爆剤となるのでしょうか?
イオンリテール株式会社
[blogcard url="https://www.aeonretail.jp/"]
イオンブラックフライデーセール、スタートです。
小売大手のイオンが11月21日からスタートしたのはブラックフライデーセール。
コートコーナーお買い得!コート半額、コート半額。
カシミヤコート6万8,000円が3万4,000円に。
デンマーク製の羽毛布団も半額の29,900円。
さらに5~6万円するランドセルがおよそ2万円に。
今年で4回目となる今回のセール。イオンは半額企画コーナーを去年の1.5倍に増やしました。
食品売り場には開始と同時に多くの人だかりが…
人気は500円のお菓子の詰め放題。
普段買わないですけど面白いから。
お祭りみたいで楽しい。
子どもが一生懸命詰めていたのはにんじん、じゃがいも、玉ねぎの詰め放題500円。
「うまく詰められた?」
はい、なんとなく。
普段より3分の1の値段。主婦にとっては貴重。
食品も3~5割引商品がずらり。
長い行列ができていたのは消費増税対象の衣料品コーナー。
紳士服コーナーでのお客様のお目当ては半額のスーツです。
買うつもりはなかった。半額だったのでつい買った。
イオンリテールの営業企画本部、栢野博子さん、
消費増税直後とあってお客様が買い控えする気持ちに私たちが火をつけたい。前年を超える数字を出したい。
アマゾンジャパン合同会社
[blogcard url="https://www.amazon.co.jp/"]
一方、今年から初めてブラックフライデーに参戦したのがアマゾンジャパンです。
ブラックフライデーにちなんで黒に関連した商品のセールを11月22日午前9時から始めます。
どういった商品が対象になるかというと、例えばブラックフォーマル、黒の空気清浄機、ペット用のお皿も黒、フライパンもあります。
色が黒いもののほか、商品名に黒やブラックが入っている食料品や飲料、電化製品など数万点を特別価格で販売します。
アマゾンジャパンのコンシューマーマーケティング統括本部、鈴木浩司本部長、
物によっては70%オフや50%オフ、いろいろなディスカウント(割引)の幅で提供する。
株式会社西田義商店
[blogcard url="http://www.h-fukujukan.co.jp/index.html"]
そんなアマゾンのブラックフライデー参入に期待する店も。
西田義商店の戒野貴雄社長、
今回ブラックフライデーでアマゾンに出品する黒毛和牛雌牛の特選牛ロース。
A5ランクの国産黒毛和牛のロース肉。100gあたり2,500~3,000円する高級食材です。
すき焼きが最適。
まず牛肉だけ軽く火を通し、その後に野菜などを加えて一緒に煮込むのがこの店のやり方。
かの文豪、松本清張もこの味を求めて何度も店を訪れたそうです。
普段からアマゾンや自社のオンラインストアで肉の販売を行っているこちらの店。
いつもよりも多く肉を仕入れ、売上げの増加を狙います。
アマゾンがネットで巨人をいわれているので売り上げは見込める。
一番忙しい12月に向けてお歳暮や年末に続くイベントになればと期待している。
アマゾンは消費増税の影響を受けているため、日本で初めて開催するブラックフライデーを起爆剤にしたい考えです。
われわれの持っている強みである配送のスピードや商品のセレクション、それが魅力的な価格になるのでお客様も魅力を感じてもらえると思う。