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[WBS]"環境にやさしい"養殖も登場!ウナギ商戦 ことしは争奪戦に!?[イオンリテール株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

梅雨入りしてから東京でもじめじめと蒸し暑い日が続いていますが、週間天気予報を見てみると連日30度を超える真夏日の予想となっていて、中には35度の猛暑日となる地域もある予想です。

予想最高気温24日(金)25日(土)26日(日)27日(月)28日(火)29日(水)30日(木)
東京31303333323233
前橋34343535343435
熊谷34353535343535
横浜29303231313131

こうした気温の上昇とともに夏バテ防止として売り上げを伸ばしているのはうなぎです。

土用の丑の日まで1ヵ月、養殖に必要なウナギの稚魚が減り争奪戦も繰り広げられる中、環境にも財布にもやさしいという新しいウナギも登場しています。

猛暑 ウナギ商戦スタート!イオン"大量投入"で攻勢

イオンリテール
水産商品部長
松本金蔵さん

暑い夏が来るのが大きなポイント。今年のウナギ商戦は非常にチャンス

6月23日に土用の丑の日に向けた戦略を発表したイオン。

イオンスタイル品川シーサイドの店内にはウナギの特設コーナーが設置されました。

お客さん

身が厚い。梅雨が明けたらいただく。

イオンが今年仕掛けるのはボリューム戦略です。

複数人でシェアできる特大サイズの蒲焼きを過去最大となる5万尾分用意したほか、白焼きの在庫も去年の5倍に増やします。

去年のうちに仕入先に対して数量を指定し、全量買取を確約したことで大量のウナギの調達に成功。

販売価格も去年とほとんど変わらないとしています。

すでに予約数では去年の実績を10%以上上回っているということです。

イオンリテール
水産商品部長
松本金蔵さん

金額ベースで去年よりも106~108%、これを目指して取り組んでいく。
今年の「土用の丑の日」は土曜日。
コロナ禍のニーズで家族志向が強まっている。大きいサイズのウナギを家族でシェアしてほしい。

ウナギ高騰 仕入れ値1.5倍!「厳しい夏に…」店主から悲鳴

町のうなぎ料理店でも土用の丑の日への準備が進められています。

6月23日に店の前に貼っていたのは予約開始を知らせる張り紙です。

店にとって一番の書き入れ時ですがある問題が…

二代目 串長
松本勇二郎代表

愛知の一色から仕入れている。
価格は去年と比較すると50%近く上がっている。
厳しい夏になりそう。

ウナギの価格高騰。その大きな原因はウナギの稚魚であるシラスウナギの漁獲量が30%以上減ったためです。

卸売市場での平均価格は1キロ5,040円、1年前と比べて20%ほど高くなっています。

この店ではタレの原料や持ち帰り用の容器などの仕入れ値が上がったことを受けて3月に1割ほどの値上げに踏み切りました。

しかし、さらなる値上げは難しいといいます。

二代目 串長
松本勇二郎代表

持ち帰りがメインのためコロナ禍のときは良かったが、皆さんが外に出歩くようになって売り上げが落ち込み始めている。
その状況でさらに値上げはしづらい。
これ以上、ウナギの値段が上がってほしくない。

"環境と財布にやさしい"ウナギ!異業種が挑む「太陽光養殖」とは

こうした中、群馬県前橋市。ここで新たしい発想のウナギの養殖が始まっていました。

ジースリー
金子史朗さん

ここが養殖施設になっている。ここだけでウナギが30万尾くらい。

まるまると成長したウナギ。2年半ほど育てたものだといいます。

養殖を行っているこの場所、実は…

ジースリー
金子史朗さん

太陽光発電を利用した自家消費型発電所になっている。

一面に広がるのは太陽光パネル。実は本業はウナギの養殖ではなく、太陽光発電所の建設やメンテナンスです。

その強みを生かして施設では太陽光で発電した電気を活用。地下水を温めてウナギの生育に必要な温度を保っています。

番組スタッフ

ウナギの養殖にとって水は?

ジースリー
金子史朗さん

生命線であり成長していくうえでなくてはならないもの。
1年365日、常に水温管理、水量管理しないとウナギに水が届かない。

さらに発電して余った電気は蓄電池に。太陽光発電だけで24時間、電気を賄うことが可能で、二酸化炭素の排出はゼロになっています。

ジースリー
金子史朗さん

月間140万円から150万円の電気代が本来かかる。
今買っている電気代は10万円くらい。

電気代は10分の1以下に。

8月にはウナギの加工場も完成予定で養殖から加工までにかかるコストを抑えることで環境にも財布にもやさしい低価格のウナギの提供を目指します。

ジースリー
金子史朗さん

他社が4,000円、5,000円で販売していても、われわれが3,000円で売れるのはそこに理由がある。

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