防災用のテントやゴムボート、実は小学生に人気のスニーカー「瞬足」で知られるアキレスが手掛けています。
日本でも自然災害が増えている中、アキレスは防災や災害救助関連の商品開発に力を入れています。
その理由を取材しました。

アキレス株式会社
[blogcard url="https://www.achilles.jp/"]
東京都内のマリーナ「東京夢の島マリーナ」。そこで設営されていたのは…

巨大な防災用のテントです。

アキレスは7月7日、水難などが増えるこの時期に合わせて防災用品の展示会を行いました。
この日の目玉の一つが水難救助用のゴムボート。

アキレスは1960年からレジャー用のゴムボートを作っていて、その歴史は60年以上。

2004年の新潟と福島の豪雨をきっかけに水難救助用ボートを手掛けるようになりました。

去年7月の九州豪雨でもアキレスのボートが活躍。
今回試乗したのは最高時速80キロほどで航行可能なゴムボートです。

加納康祥記者、
救助した人を乗せた場合はこれぐらいのスピードで走るということですが、非常に安定しています。


そしてこちらは新たに開発した車いすのまま乗れるボート。

最大20人を乗せることができて、ゴムボートとしては日本では最大級ということです。

現在、防災関連の事業はアキレス全体の売り上げの10%ほどですが、今後は30%を目指すとのこと。

その理由は…
アキレスの伊藤守社長、
社会のために何か役に立つことがモチベーションにもつながって事業の拡大を力をいれてやっていくべきだと。
