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[WBS][白熱!ランキング]食品を無駄にしないグルメ[株式会社47CLUB]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2020年度の食品ロスお推定値でおよそ522万トンです。まだ食べられるのにも関わらず捨てられた食品の量です。こうした中、食品を無駄にしないグルメが注目を集めています。どんな商品が人気なのかランキング形式でお伝えします。

食品を無駄にしないグルメ

スーパーに並ぶ新鮮な野菜と果物。家庭で保存していてうっかり腐らせてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

10月は国が定める食品ロス削減月間となっています。

47CLUB ECモール事業部
梶菜々美さん

食品メーカーや家庭で食品ロスを出さない取り組みが進められている。

食品などの通販を手掛ける47CLUBがもったいないを減らすことにつながるグルメ商品をランキング。

新たな食材も誕生!?

10位

10位おたのしみラーメン福袋3,980円山形ふるさと食品館

おたのしみラーメン福袋

食品を無駄にしないグルメ10位は「おたのしみラーメン福袋」。

つけ麺・中華・油そばの3種類と有名店2種類のラーメンが入ったセット。

賞味期限を見てみると11月、あとわずか1ヵ月。このラーメンセットの一部には賞味期限が迫り廃棄される予定の「もったいないラーメン」が入っています。

その分、価格は安く消費者も納得です。

6位~9位

続いて食品を無駄にしないグルメの6位から9位。

6位とり皮串5,998円博多発祥とり皮・もつ鍋 よねすけ本店
7位米麹入り塩レモン2,160円東洋サプリ 47CLUB店
8位あおもりりんご缶詰4,320円あおなび
9位富士の介燻製皮ジャーキー378円燻製屋 響

富士の介燻製皮ジャーキー

9位の「富士の介」って何?

燻製屋 響
手塚健斗オーナー

キングサーモンとニジマスを交配した山形県のオリジナルのブランド魚。

富士の介は高級で希少なキングサーモンと養殖しやすいニジマスの特徴を合わせもった魚です。

美味しい食べ方は新鮮な刺身。

ただ、魚を捌く際に必ず出るのが皮。これまでであれば捨てられてしまうのですが…

燻製屋 響
手塚健斗オーナー

山梨唯一の「富士の介」の皮。
もったいないので燻製にしていく。

皮を醤油ベースのタレに漬け込み燻製にすることを考えつきました。

燻製を作るのに使うチップは県内で収穫される桃やぶどうの刈り込んだ枝を再利用しています。

およそ10分、山梨のもったいないをフル活用した燻製のできあがり。

その味は…

燻製屋 響
手塚健斗オーナー

かめばかむほど味が染み出てくる。
富士の介の脂と旨味、スモークの香りが口いっぱいに広がる。

あおもりりんご缶詰

ランキングに戻ります。食品を無駄にしないグルメ8位は「あおもりりんご缶詰」。

いつも皆さんは缶詰のシロップってどうしていますか?

こちらでは缶詰のりんごとシロップを丸ごとカレーと煮込んだ「りんごカレー」を提案。普段捨ててしまいがちなシロップも料理に生かすことができます。

シロップにはプレーンの他に紅茶やジンジャーなどのフレーバーが付いているものがあります。

紅茶フレーバーのシロップと果肉をグラスに入れて炭酸水を注げば手軽にりんごサイダーも作れるんです。

6位~9位

いよいよ上位、食品を無駄にしないグルメの2位から5位。

2位千葉県産干芋の密がらめ540円いかだ焼本舗 正上
3位青森県産ごぼう茶1,480円グロウス直営店
4位鳥取大人のチキンステーキと居酒屋チキン5パックセット1,750円やきとりの串惣
5位MOTTAI ジェラートセット2,108円福島観光物産館47CLUB店

青森県産ごぼう茶

3位は青森県産ごぼう茶。

青森県はごぼうの生産量日本一。

規格外のごぼうをスライスし、乾燥させて作ったごぼう茶は最近、食品ロス削減につながるとして注目されています。

お湯を注いで2~3分待つと乾燥ごぼうがふくらんできました。

田中瞳キャスター

飲むと同時にごぼうが自然に口の中に入ってくる。そうするとよりごぼうの風味が増しておいしく味わえます。
かむとシャキシャキとした食感が残っている。不思議です。

お茶として楽しんだあとは茶葉のごぼうも食べられるので捨てるものがありません。

1位

そして食品を無駄にしないグルメ1位は「SUPULI(スプリ)」。

1位SUPULI(スプリ)3,960円~47CLUB

SUPULI(スプリ)

こちらのスープ、一体何でできていると思いますか?

実は加工の過程で廃棄されてきた野菜の切れ端や皮を使用しているんです。

ベジブロスといって、それを煮出して作ったスープなんです。

切れ端といっても栄養価は高く、無農薬の国産野菜を使った人気の商品です。

食品ロスの削減につながる商品が消費者に受け入れられてきています。もったいないが減っていくことになるといいですね。

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