がっちり自転車ビジネス!
5月某日、都内で開催された自転車展示会。
ここで自転車好きの皆さんの注目を集めていたひとつのパーツがこちら。
なにやらペダルのパーツのようですが…
ふわふわっとしたソフトな乗り心地。
漕ぐ時がスゴくラク!
風に乗っているような気分。
トランポリンみたいな感じ。
皆さんべた褒め。
軽いし電動アシスト自転車と同じくらい足に負担がこない。
なんでも電気を使わずに電動自転車のように超ラックラク。
その名も「フリーパワー」。
これはどういうことか気になる!
東京都内にある会社を直撃!
超強力な助っ人
と、ここでがっちりスタッフは超強力な助っ人を呼んだ!
「あ!いらっしゃいました。」
「日曜日のお父さんみたいな感じで」
助っ人、森永卓郎!
「素敵なお洋服で!」
可愛いでしょ?
実は森永さん、超がつく電動アシスト自転車愛好家。
もう電動アシスト自転車は全然ラク!坂とかあると電動がないと、やっぱりもう私も60歳ですからキツいものがありますね。
しかし、そんな電動自転車の対極ともいえるフリーパワー。
だって電力を使わないんですから。
それスゴいじゃないですか!電気使わなくて軽いの?エネルギー保存の法則に反していますね!
株式会社サイクルオリンピック
[blogcard url="https://www.olympic-corp.co.jp/"]
フリーパワーを販売するサイクルオリンピックに森永さん突入!
いらっしゃいませ!
こんにちは。
がっちりマンデーさんですか?
がっちりです!
出迎えてくれたのはサイクルオリンピックの古屋直隆社長。
やっぱりがっちりなんですか?
チャリンチャリン!
そのチャリンチャリンなフリーパワーって一体?
この前の部分に取り付けることで軽くて電池もいらなくてスイスイ漕げる。
どんな自転車にも付くんですか?
どんな自転車にも付きます!
本当かな~?
だってここモーターとか入ってないですよね?
何も入っていません!
正直言って怪しいと思います!
試し乗り
というわけでかなり疑っている森永さんが試し乗り。
まず普通の自転車なんですけど、坂に来ています。これテレビでどう映るかわからないんですけど結構キツい坂です!普通に乗るとイケるかな?っていうレベルの坂です。
ちょっと行ってみたいと思います。
めっちゃめっちゃキツいです。
結局、10メートルも進めずに…
無理です!
ではではフリーパワーを付けた自転車は?
あ!全然違う!スゲェラク!
もうカメラさんふり切っちゃお!
撮影も気にせずグイグイ飛ばす森永卓郎!
これなんなんだ?
これスゴいラクですよ!全く別物ですね!これねスゴいよ!本当スゴい!すっごいラク!
全速力で追いかけてきたでしょ?
10倍以上軽さが違う!
これ上り坂なんだけど全然平気!
電気も使わずに60歳のおっさんをここまで笑顔にしちゃうフリーパワーって一体?
フリーパワー
ヒューっていう感じ!
電気使わないでコレっていうのは世紀の大発明かもしれない!
このフリーパワー、工事費込みで一番大きいサイズでも1万4,000円。
それだけで電動自転車のようにラクラク快適とあって3月に販売開始したばかりなのですでに1,000個以上売れています。
フリーパワーのヒミツ
それでは気になるフリーパワーのカラクリを社長に教えてもらいましょう。
なんで漕ぐ時にあんなにフワフワでラクになるんですか?
それはデッドゾーンを利用しているからです。
デッドゾーン?死んでるゾーンですね?
自転車を漕ぐ時にペダルがちょうど真上と真下にくるときだけはどうしても力を加えることができない。
このデッドゾーンを何とかしようと考えたのがフリーパワーらしい。
そのヒミツがギアに内蔵されたシリコーンです。
シリコーンっていうのはゴムですね?
ゴムの一種です!
ギアの中身はこのように5つの歯車があります。その間にシリコーンが入っています。これが踏む力でシリコーンが潰れます。クランクが真上と真下になった時にシリコーンの反発によってチェーンを引っ張る!
なるほど~
デッドゾーン以外でペダルを踏み込んでいる時にシリコーンがギュッと縮んで力を蓄え、デッドゾーンに来た時瞬間に元の形に戻る力を発動。
この反発力のおかげでデッドゾーンがなくなり、結果電動自転車と同じようにラクラク、スイスイというわけ。
踏む時、重くならない?
実はそれが逆!
逆なんですか?
自転車が止まっている時から走り出す時というのは強い力がいります。それが筋肉や骨に負担になっていました。ところがシリコーンがあることで柔らかく踏み込める。かえって軽くなっている。
分厚いゴムの底が付いているのと一緒。
裸足とシューズの違い。
浜元社長
それにしても、こんあにスゴいことを誰が思いついたのか?
それが…
この技術を開発した浜元社長です。
この方が産みの親なんですね。
こんにちは、浜元です。
なんかあんまりそんな感じがしませんね。
いえいえ、浜元さんがいなければフリーパワーは生まれなかったんですよ。
なんでも社会保険労務士さんらしいですが…
ちょうど1ヶ月くらい自転車に乗る機会があった。止まるたびに漕ぎ出すのがキツい。
わかります。私も60歳ですから。
何かいい方法はないかなと。
歳とともに自転車がしんどくなってきた浜元さん、なんと独学で開発をスタート。
半年で試作品を作っちゃった!
でも実際にどう商品化して売ればいいのかわからない。
そんな時に展示会で出会ったのが同じようなものを作ろうとしていた大手自転車販売のサイクルオリンピック。
強力タッグでフリーパワーが誕生したんです。
お互いのデッドゾーンを消した。
そうですね…
森永さんのような笑顔を今後世界でも増やしていく予定。
サイクルオリンピックはフリーパワーでがっちり!
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