[WBS] 中国偽ブランドの実態!「保証書」も日本語で・・・

ワールドビジネスサテライト(WBS)

自転車を始めとするシェアエコノミーが大きな話題となっている中国でいま流行の兆しが見えるのがブランド品のシェアです。

ニセ物は欲しくないという消費者の心理をうまく掴んだ企業の戦略を追いました。

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中国のニセブランド品

偽ブランド大国とも呼ばれる中国。

北京市内の一見普通に見えるショッピングモール。

とある店で「ブランドバッグがあるのか?」と聞くとついてくるようにと手招きをしてきました。

店を出て階段の踊り場へ。

黒い大きな袋に入っていたのはプラダ。

プラダだね。

これもプラダ。

これはルイ・ヴィトン。

次々と出るブランド品、もちろん全て、

本物じゃない。でも質や形は本物と同じ。

シャネルは、

触り心地もかなり良い。

これ証明書・・・

証明書は本物と同様だよ。

裏をめくると日本語で「シャネル社の商品であることを証明いたします」。

本物は34万円以上だけど安くしてあげる。

提示されたのは6万3,000円あまり。

さらに別の場所へと促す店員。

そこには大量の偽ブランド品があるといいます。

市内に流通する偽ブランド品。

そうした中、本物を売りにした新たなサービスが出ています。

月6,800円で借り放題!「ブランド品シェア」とは?

郊外の豪華なマンションの一室に住む会社員の呉沙沙さん(29歳)。

この日、

宅配が来た。

待ちわびていたある物が届きました。

呉さんの腕の中には小ぶりのダンボール。

よく見ると高級ブランドのロゴがいっぱい。

中から出てきたのはルイ・ヴィトンの人気シリーズ「ヴィクトワール」。

「買った?」

いいえ、借りた。

「どこから借りた?」

アプリを使ってネットで。ずいぶん節約になった。

YOU MIAO

ブランド品の貸し出しを行っているのが「YOU MIAO」というアプリ。

例えば先程のバッグ、買えば31万円しますがアプリを使えば1日34天(約600円)ほど。

また月に約6,800円支払えば17万円以下のバッグなら借り放題です。

いくら似ていてもニセ物は絶対買いたくない。

アプリは本物だと保証している。

呉さん、早速バッグを持って従姉妹と遊びに。

出掛けた先はオシャレなカフェです。

ブランド品のシェアを利用するのは主に20代から30代の女性。

効果でちょっと手が届かないブランドバッグが気軽に使えると中所得者層に受けているといいます。

出かけたら必ずバッグの写真を撮る。すごくうれしい。

毎回同じじゃ美しくない。

メンツもあるし。

ブランド品シェアの裏側!競争勝ち抜く秘策とは・・・

アプリを運営する会社を訪ねました。

そこではお客様のニーズを満たすため品質管理を徹底していました。

YOU MIAO運営部の夏茵さん、

バッグが戻ったら流れ作業で確認する。

傷がないかチェックする。

全ての商品には電子チップが埋め込まれ貸したバッグがきちんと戻ってきたか確認をします。

さらに傷や汚れ、そして匂いまでも丁寧にチェック。

このかすり傷は使っている最中で出来たもの。

多少の傷は会社で修繕。

確認を終えたバッグは全てクリーニングします。

作業には必ず鑑定士が3人立ち会います。

なかにはCOACHで働いていた女性も。

ニセ物がないか念を入れているのです。

ブランドバックを始めとする中国の中古高級品は取引額が1,300億円以上。

伸び率は20%と急成長しています。

スマホのアプリを使ったブランド品のシェアにもいま新たな企業が次々と参入し競争が激化しています。

差別化を図るためYOU MIAOがいま進めているのはお客様のブランドバッグの利用。

使わなくなったバッグを預かり商品として貸し出し、持ち主には利用料の一部を渡すというもの。

会社にとっては在庫を増やすことなく扱う商品数を増やすことができます。

藍耀棟CEOは、

お客様からバッグを多く提供してもらうと関係はより密接になる。

この会社の利益はさらに増えることになる。

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