[WBS] 【ヒットの順番】クラフトビール

ワールドビジネスサテライト(WBS)

株式会社成城石井

こだわりの商品を扱う高級スーパー「成城石井アトレ恵比寿西館店」。

東京恵比寿にあるこの店舗の売れ筋のひとつは約100種類の品揃えを誇るクラフトビールです。

味わいが全然違う。これがビールかと。

見た目が可愛い。飲んでいておしゃれな感じ。

消費者の関心が高まり売上が急激に増えています。

株式会社成城石井の酒販課、東海林慶課長によると

クラフトビールの売り上げは前年比で200%伸びている。

広がるクラフトビール市場。

そのランキングとは?

クラフトビール売り上げ

早速、株式会社成城石井のランキングを見てみます。

順位 メーカー 商品名
1位 株式会社ヤッホーブルーイング よなよなエール
2位 株式会社ヤッホーブルーイング 僕ビール、君ビール。
3位 長浜浪漫ビール株式会社 長浜IPAスペシャル
4位 ブリュードッグ パンクIPA
5位 長浜浪漫ビール株式会社 長浜ヴァイツェンスペシャル
6位 OH!LA!HO BEER(おらほビール) キャプテンクロウ
7位 アンカー・ブルーイング・カンパニー ゴーウエスト!IPA
8位 株式会社ヤッホーブルーイング インドの青鬼
9位 南都酒造所 OKINAWA IPA
10位 コナ ビッグウェーブ

IPA

ランキングを見てみると「IPA」と呼ばれる種類のビールが数多くランクインしています。

「IPA」は苦味が強いのが特徴。

強い個性がこれまでにない味として支持を得ています。

ヴァイツェン

5位には「ヴァイツェン」と呼ばれるさっぱりとした味わいの白ビールがランクイン。

よなよなエール

堂々の1位は株式会社ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」。

クラフトビールでは定番の商品、飲むと柑橘系の香りがじわりと広がります。

消費者のニーズ

いろいろな味があり、その時の気分や料理に合わせて飲める。

様々な味わいを特徴とするクラフトビール。

今、ビールはこれまでの「のどごし」を楽しむものから様々な「味を楽しむ」ものへ消費者のニーズが変わりつつあるのです。

酒税

さらにクラフトビール拡大の追い風になる動きもあります。

それが酒税の見直しです。

第三のビール、発泡酒、そしてビールの税率を統一しようと検討されています。

酒税が改正されれば、ビールは税金が下がる模様で、価格も安くなり買う人が増えると期待されています。

株式会社ヤッホーブルーイング

この動きを歓迎しているのがクラフトビール最大手の株式会社ヤッホーブルーイングです。

この日も仕込みの真っ最中でした。

ビールは原料の麦芽を砕き、煮出して「麦汁」を作ります。

そこにホップを投入すると、ビールの香りが立ち上ります。

そしてタンクで約2週間ほど発酵し、クラフトビールが出来上がるのです。

株式会社ヤッホーブルーイングの井出直行社長。

こうして作ったビールを広めるため、酒税の見直しに期待をしています。

酒税改正でビールを飲まなかった人が飲むようになっている。「こんなビールがあった」と恩恵を預かるとみている。とても賛成。

実はブームとはいえ、クラフトビールの市場シェアはビール系飲料全体の約1%。

まず、その存在を知ってもらう必要があるのです。

そこで新たに投入するのが限定商品「SORRY UMAMI IPA」。

このビールに使われているのが、なんと「かつお節」。

ビールとかつお節、一見ミスマッチのようですが・・・。

その味は?

SORRY UMAMI IPA

この日、約100人を集めた「SORRY UMAMI IPA」の試飲会が開かれました。

参加者は

どっかで嗅いだことがあるような気がしながら、ビールとしては初めて。

いろいろなもの(料理)に合わせられる。単体でもおいしい。

株式会社ヤッホーブルーイングでは小規模なイベントを頻繁に開催しています。

口コミやSNSを通じて知名度を高める戦略です。

井出直行社長は

その人たちが、いろいろなところに口コミしてくれたり、その状況を見て酒店やスーパーが可能性を感じ、僕らのビールを取り扱ってくれる。イベントにはものすごく力を入れている。

クラフトビール市場は今後、どこまで広がるのでしょうか?

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