[WBS] 「お盆休み」今年ならでは!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

今年の夏は豪雨や猛烈な暑さなど滅多にない天候に全国が見舞われました。

さらにはガソリン価格が150円台で高止まりするなど家計的にも厳しい状況が続いています。

お盆休みを控え、今年ならではのニーズをチャンスと捉えたビジネスを取材しました。

ガソリン高で軽自動車が人気

東名高速道路の海老名SA。

夏休みに入り行楽地に向かう車が止まっています。

利光泰輔記者、

海老名SAの駐車場には数多くの軽自動車が止まっています。

軽自動車のユーザーに聞いてみると、

燃費がいい、小回りが利く、乗りやすい。

「軽自動車で高速道路走れる?」

全然大丈夫です。

各社が続々と新型車を投入する軽自動車。

7月の国内の新車販売台数のうち軽自動車はおよそ16万台で全体の4割近くを占めています。

高速代が安いのが一番大きい。

ガソリン価格が10週連続で150円にとどまる中、軽自動車であれば高速道路の料金は割安に抑えられます。

東京~名古屋間では普通車と比べて軽自動車はおよそ1,400円安くなります。

一方でこんな不満も・・・

荷物があまり載らない。そこは旅行に向かない。

株式会社オートバックスセブン

軽自動車の人気を受けてカー用品にも変化が。

スーパーオートバックスで今年ならではの売れ筋商品を見せてもらうと・・・

スーパーオートバックスかしわ沼南の小門英介さん、

軽自動車にボックスを付けるのがはやっています。

軽自動車で大勢の人数で移動する時に中を広く使いたいと人気。

軽自動車の人気が高まる中、荷物を上に乗せることでより快適に移動したいニーズが高まっているのです。

さらにこちらの商品は折り畳んで小さくできるのも売りです。

畳んでしまえば押し入れにも入り便利。

折り畳む前と比べるとおよそ5分の1になりました。

価格はおよそ5万5,000円からです。

そして今年ならではといえば猛暑。

店でお客様が買い求めていたのは駐車中に車内の温度が上がるのを防ぐサンシェード、日よけです。

車の中が暑くて乗ったらもう全然だめ。

最近、車に装着する人が増えているドライブレコーダーに対応した日よけも人気で気温が上がり始めた7月中旬以降、売上げは去年の2倍以上になったといいます。

さらにもう一つ売れているのはバッテリーが上がった時に使うジャンプスターター。

非常に小さく薄型で持ち運びが便利。

バッテリーが上がった時、別の車のバッテリーとつないでエンジンを動かしたりします。

ところが手のひらサイズのこの商品をエンジンがかからなくなったバッテリーにつなげると・・・

このままエンジンがかかった状態でカー洋品店などにバッテリー交換に行ける。

自動車ロードサービスで救援理由の1位が上がって動かなくなった過放電バッテリー。

全体の3割近くで年間73万件以上に上ります。

今年、関東地方などでは6月に梅雨が明け早くから猛暑になったためエアコンの利用などでバッテリーの負担が増えたのです。

お盆休み中にバッテリーが上がっては困るというお客様が購入しているといいます。

猛暑でキャベツの価格が2.5倍

猛烈な暑さの影響が色濃く出たのが・・・

野菜の価格です。

有限会社アキダイ

都内のスーパーでは夏野菜が並ぶ中、キャベツが1個238円。

平年このスーパーでは98円で販売しているといいますが、猛暑と雨不足の影響でおよそ2.5倍となっています。

秋葉弘道社長は、

7~8月の前半までは野菜は安くてしょうがない時期。

今まで30年以上この業界にいて高かったためしがない。

本来、この時期安く買えるはずの夏野菜が軒並み値上がりしています。

高いですよ。最盛期を迎える産地のものは全部だめ。

なかなか手が出ないですよね。ジャガイモやキノコ類でしのいでいる感じ。

猛暑に加え西日本豪雨や東北、北海道で降った大雨で大根やカボチャも産地からの供給が減っています。

一時的に「この品物が高い」というのはあるが、こんなにいろいろな品目が高くなったり長期的に上がることはまずないので、何を特売していいかわからない。品物がそろわないのではないかという状況。

北関東で発掘!激安お宝野菜

野菜が高騰する中、注目されるのが・・・

あった!野菜があります!

農家が直接運営している野菜の直売所。

その価格は、

「どれでも1つ100円」ですって安い!

都内のスーパーで200円以上で売られていたキャベツをはじめトマトもキュウリもこちらでは全て100円です。

甘い。みずみずしいです。

鈴木農園の鈴木弘晃さん、

一般的にトマトはおしりが青い状態で収穫してスーパーに並ぶ。

うちはハウスで真っ赤にしてから陳列するので味が全然違う。

しかし、こうした激安の直売所は見つけづらいことが難点です。

YACYBERの唐澤太郎社長、

直売所は地元の人しか分からない場所にあったので地元の人以外にも分かるようにアプリを作った。

YACYBER株式会社

唐澤さんが作ったのがYACYBER。

自分の位置から半径10キロメートルの直売所を検索することが出来るアプリです。

現在は東北から沖縄までおよそ1,000軒の直売所が登録されています。

アプリには販売している野菜の写真や価格の情報を掲載しているのでどんな商品が販売されているかも確認することができます。

相内優香キャスターもアプリで周辺の直売所を探してみました。

しかし、到着したのは住宅地。

ここ?

中に入ってみると・・・

直売所ここですか?

チョット待って、行くから。

アプリにはこういったひと目では分からないような地元密着型の直売所が多く登録されています。

こちらではエゴマやキンジソウ、さらには高知県の特産品でもあるリュウキュウなど珍しい野菜を100円ほどで購入することができます。

沖田和雄さんはこういった珍しい野菜を作っていますが今まで知ってもらえる機会は少なかったそうです。

私なんかが宣伝するのは不可能。特に若い人たちはネットでしょ?

アプリで来てもらえれば人に話す。

変わっているから行ってみようと。

今後、唐澤さんはこういった小さな直売所をより身近にするアプリとして展開したいと考えています。

自宅兼直売所みたいなのが多いが逆にそれが強みだと思う。

お盆休みに宝探しみたいな感じでやると本当にお宝が見つかるかもしれない。

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