[WBS] デビットカード500万枚突破!なぜ利用者が急増!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

いま買い物をする時の支払いで現金ではなくカードを使いケースが増えています。

カードといっても色々あります。まずはプリペイドカード、JR東日本が発酵しているSuicaなどは切符を買う手間がなくなります。Suica以外でも各地域の公共交通機関、急速にこのカードが普及しています。

例えばこのSuicaに1,000円をチャージします。するとその1,000円分だけ電車やバスなどで使えるようになります。コンビニや自動販売機などたくさんの場所で使えるようになっています。

これは使う前にチャージするので前払いということになります。

この他にカードといえばVISAやMASTER CARD、JCBといったクレジットカード。こちらも一般的です。

このクレジットカードで1,000円の日傘を購入すると、銀行口座から翌月に1,000円が引き下ろされます。

クレジットカードの場合は後払いとなります。

後払い、前払いの中間になるのがデビッドカードということになります。

デビットカードで1,000円の日焼け止めクリームを購入すると銀行口座から1,000円を引き下ろしされます。1万円入っていた銀行口座の残高は購入した瞬間に1,000円引かれて9,000円になります。

商品を購入した瞬間に代金が引き下ろされるので、この場合は即時払いということになります。

このデビッドカードの利用がいま急激に増えています。一体何故なんでしょうか?

その背景にお得なデビッドカードの活用法を取材しました。

ビザ・ワールド・ワイドシャパン株式会社

ビザ・ワールド・ワイドが7月18日に行ったイベント。2006年にサービスを開始したVISAデビッドカードの発行枚数が500万枚を突破したことを記念しました。

上戸彩さんは、

買い物をしたら携帯に通知されるので安心・安全で買い物上手になれる。

Visaのデビットカードは加盟している店舗やネット通販で利用可能。買い物と同時に預金口座から利用額が引き落とされます。

ATMで現金を引き下ろす手間が省けるほか、忙しい働き盛りの男性を中心に利用者が増加。

2016年度の決済件数は約1億800万件と6年前に比べて4倍に増えました。

安渕聖司代表取締役は、

生活の買い物に使われるようになった。スーパーや量販店、ネットショッピングなどで使われるようになった。

VISAにとってはデビットカードを広めることでクレジットカードに抵抗に消費者も取り込めるチャンスがあります。またクレジットカードと同様に加盟店からの手数料も見込めるのです。

34歳より若い人は安心志向がある。志向によって違った支払い手段を準備する。

一方、提携先の銀行17行にとっては利用者がいつ、どんな買い物をしたかというデータを活用できます。

将来的には住宅ローンやキャンペーンの案内をより的確に送ることもできると見込んでいます。

三井住友銀行リテールマーケティング部、磯和啓雄部長は、

現金で支払っているお客様が銀行口座を通じて決済することでお客様との接点が増える。

まだまだ現金で支払う習慣が根強く日本国内のカードでの決済額は全体の2割程度の日本。VISAはデビットカードを起爆剤にカード決済をアメリカ並みの4割まで引き上げたい考えです。

街の声

そもそもデビットカードは知られているのでしょうか?

使ったことない。現金とクレジットカードだけで済むので。余計なものは持ちたくないので。

知らないです。

「作ろうとは?」

思わないです。危ない気がして。

一方で、

使っている。財布に金を下ろし忘れていたときに使う。コンビニのATMだと手数料取られるじゃないですか。

デビットの方が便利なのではないか。クレジットカードは後々請求が来て、デビットはその場で引き落とされるので安心感がある。

株式会社ビックカメラ

デビットカードがよく使われるのが家電量販店です。

高額の家電製品を購入する際、たくさんの現金を持ち歩かずに済むことから利用するお客様は多いといいます。

デビットカードが使われる理由はほかにあります。

ビックロ ビックカメラ新宿東口店、家電コーナーの岸田一成さんは、

クレジットカードで会計するとポイント率が2%下がってしまう。デビットカードと比べるとポイント率で少し損をしていると。

ビックカメラで買い物をする場合、現金払いなら10%分のポイントが付きますが、クレジットカード払いの場合は8%分になってしまいます。これが金融機関のキャッシュカードをそのままデビットカードとして使う「Jデビット」の場合、現金払いと同じ10%分のポイントが付きます。

クレジットカードを使うよりデビットカードの方が2%分お得になるのです。

またクレジットカードが限度額を超えて使えない場合にデビットカードで決済をするお客様もいるといいます。

口座に支払う分の料金があれば手数料がかからず会計できる。

ビリングシステム株式会社

スマートフォンを使った新しい即時決済サービスも登場しました。

金融ベンチャーのビリングシステムの「PayB(ペイビー)」。

家に送られてくる請求書、バーコードがついている。

ビリングシステムの江田敏彦社長は、

コンビニで「ピッ」と読み込むバーコードをそのままスマホで読めるようにした。

アプリを立ち上げ試してみると、

これでもう自分の銀行、この場合、ゆうちょからリアルタイムでお金が引き落とされている。

利用者は最初に銀行の口座と生年月日などをPayBに登録します。あとはカメラで請求書のバーコードを読み取り、あらかじめ設定したパスワードを入力するとデビットカードのように即座に口座から金額が引き落とされます。

「手数料は?」

個人の手数料は一切かからない。これまで企業がコンビニに手数料を払っていた。それと同じ範囲の中で対応する。

PayBは7月18日からゆうちょ銀行とみずほ銀行と連携を始めました。百五銀行にも独自のアプリを通じて同様のサービスを提供しています。

コンビニ払いの払込票は1年に10億枚処理されています。

ネット通販では商品を見てから支払いたいという人も多く、コンビニ払いは毎年5%ずつ増えています。

ビリングシステムは今後、提携する銀行などを増やし利用者の需要を取り込んでいく方針です。

50~60代も普通にスマホを使っている。スマホを持っている全世代にと考えている。

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