株式会社土佐龍
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「小さくしてがっちり!」
やって来たのは高知県須崎市。人里離れた山奥にぽつんとある土佐龍って会社。
なんだかおっかなそうな名前ですが…。
そっと様子を見てみると、
社長の池です。
専務の睦子です。
小さくしたものって何ですか?
洗濯板です。
「どのくらい売れている?」
年間3万枚以上。
洗濯板
土佐龍が小さくしたのは洗濯板。
これまでの洗濯板と比べると半分以下でお値段1,280円。
これが生産が追いつかないほどバカ売れなんですって。
でも、この時代、洗濯といえば洗濯機。洗濯板自体使わなくなっているのになぜヒットしているのか?
20~30代の主婦の方でクラブ活動をやっている子のソックスのこびりついた汚れ。洗濯機では落ちない汚れがこの洗濯板で。
「なんで小さく?」
部分的な汚れを落とすものなので、こういう洗面器で。
スポーツやアウトドアで靴下や服にこびりついた汚れって洗濯機ではなかなか落とせない…。
かといって金たらいに洗濯板だと外で洗濯をしていた昔と違って家の中では使いづらい。
そこでニーズにぴったり合ったのが洗面器サイズの小さな洗濯板だったのです。
でも、そんなにキレイになります?
完全に落ちることはないかもしれんけど全然キレイになる。
「ほんと?」
試しにスタッフが履いてきた泥まみれの靴下。洗濯機で洗っても汚れが残っています。それを土佐龍の洗濯板で洗い直すと、
キレイでしょ。キレイになってるね。
本当にキレイになっています。良かったですね、干せば履いて帰れます。
細かい工夫
土佐龍の洗濯板、小さくしただけでなく実は洗浄力アップに細かい工夫がありました。
これを見てください。カーブに掘ってるでしょ。
「カーブに掘ってますね。」
これが汚れが落ちる秘訣なんです。
昔の洗濯板のように溝が真っ直ぐだと水や洗剤が端っこから流れ落ちてしまいます。
でも土佐龍の洗濯板は溝をカーブさせているから板の真ん中に洗剤の泡が溜まりやすい。だから汚れが落ちやすいってワケです。
さらに、
普通の洗濯板はゴシゴシ洗うと生地が痛むけれど、うちの洗濯板は痛まない。
それまたどうして?
桜の木です。本桜です。洋服の生地を引っ掛けない。
土佐龍の洗濯板の材料の桜は木目が細かく滑らかなのでデリケートな絹でも洗えます。
ただ高級木材なのでコストがネック…。なんですが、実は土佐龍ではまな板や茶碗など木製のいろんな生活用品を作っています。
木の形に合わせてスプーンやフォーク、マッサージ器具なども作り木材を余すところなく使い切る。
無駄が一切ないからコストの高い桜を使えるってワケです。
そして土佐龍は4年前、新商品を開発。
また小さくしたのがここに。
「めっちゃ小さいじゃないですか!」
さらに小さくなった洗濯板。これは合宿や旅行用の携帯用ですって。
池龍昇社長、どこまで小さくするの!
土佐龍は洗濯板を小さくしてがっちり!
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