[WBS] 格安スマホが「+α」で進化!手書きで設定「シニアに特化」!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

大手通信会社に比べて料金が安いこと売りにして広がってきた格安スマホですが、いま価格とは別の強みを打ち出し特定の顧客層を取り込もうという動きが広がっています。

各ブランドの狙いを取材しました。

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トーンモバイル株式会社

ツタヤを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの「トーンモバイル(TONE MOBILE)」。

9月15日、格安スマホの新サービスを発表しました。

石田宏樹社長は、

3大キャリア(携帯電話会社)やほかのMVNO(格安スマホ事業者)と違うのは、子ども・シニア・家族というマーケットに絞り込んで最高の顧客価値を提供していくこと。

今回、ターゲットとして狙うのはスマホへの乗り換えが遅れているシニア世代です。

撮るだけ設定

相内優香キャスター、

シニア向けのスマホのサービスということで、まず初期設定を紙で行うということです。

画面のデザインやメールアプリの選択など初期設定を専用の用紙に記入していきます。記入を終えたらスマホのカメラで撮影。するとトーンモバイルの山田愛さん、

こちらで設定が完了している状態。

「画面が変わりましたけど・・・」

「シンプル」という選んでいただいた画面。

初期設定の際に操作でつまづくシニアが多いことから紙だけで設定ができる機能を取り入れました。

お知らせシール

さらにこんな機能も、

「お知らせシール」という機能があります。

机に貼ったシールにスマホでタッチすると、

通知が来ました。「おばあちゃん、家についたよ」

家族に「メッセージを送る」「電話をかける」など決められた操作を通信タグの入ったシールにタッチするだけで自動的に行います。スマホの操作に不慣れでも緊急時などに素早く連絡を取ることができます。

また振込詐欺などのデータベースと照合し危険だと思われる番号からの着信には注意を促す機能も搭載しました。

TONEは7月には子供向けサービスを発表。親がスマホを使う時間を管理できるなどの機能を搭載し販売は好調だといいます。

石田宏樹社長

しばらくはまず子ども、シニア、家族というところからスタートしていく。差別化というのがとても重要。ちゃんとした地位を築くまでそこに集中したい。

LINEモバイル株式会社

一方、LINEモバイルはグループのサービスを生かしたプランで差別化を図っています。

嘉戸彩乃社長、

MUSIC+プランはSNSに追加し、LINE MUSICがデータ消費ゼロで聞き放題になるプラン。

LINEのほか、インスタグラムなどのSNSと音楽配信サービス「LINE MUSIC」を使うときにはデータ通信量をカウントしない「MUSIC+プラン」を展開。

月額約3,300円で通信量を気にせず、音楽とSNSを楽しめます。

通勤通学や車内ですっと音楽を聞き続ける学生や20代、30代の若年層がよく選んでいる。

ビックカメラ有楽町店では専用カウンターを用意しました。

販売員は、

データ通信が使い放題ということで評判。

音楽やSNSが使い放題というプランでLINEに馴染みのある若い世代を取り込みたい考えです。

「LINE」という名前がある以上、若年層にアピールしたい。

マイネオ

独自のサービスで急成長するブランドもあります。

関西電力の子会社、ケイ・オプティコムが手掛けるマイネオです。

2年半前は10万件にも満たなかった契約数は現在7倍以上の約75万件に急増。

そのヒミツは利用者向けの交流サイト「マイネ王」です。

コンテンツのひとつが「アイデアファーム」。利用者が料金やサービスについての要望を投稿できます。

会社では週1回、その投稿内容を検討し実際サービスを改善しているのです。

これまでに投稿されたアイデアは約2,000件。

ケイ・オプティコムの上田晃穂さんは、

実現するまでに時間とお金がかかるので進めるのかどうかをその場で決める。

例えば使わなかったデータ通信量を友達にプレゼントできるパケットギフトなど200件以上のアイデアが実現しました。

価格以外に何でお客様に差別化し認知してもらうかを考えた。ユーザーと共に創る「共創」を軸にサービスを組み立てた。

そのほかサイト内のQ&Aコーナーでは利用者同士で解決し交流できるのも人気です。

こうしたサービスがITに詳しくない若い女性を中心に受け入れられ急成長につながりました。

できるだけ情報をオープンにしユーザーと向き合いニーズを広く取り入れる姿勢が評価されている。

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