株式会社カオカオカオ
[blogcard url="http://www.thailand999.com/"]
月間食堂が教える坪月商50万超の怪物店!
続いてやって来たのは東京メトロの新宿三丁目駅。
すると、月刊食堂の通山茂之編集長
お疲れ様です。
次なる怪物店は直接行っていろいろ確かめたいということで通山編集長も同行。
駅からすぐ近くに非常に論理的に繁盛の仕掛けを考えている大繁盛店がある。あんまりないパターンですね。
編集長をもうならす論理的な考え方とは何なのか?
歩くこと約3分。
着きました、こちらです。タイ屋台999(カオカオカオ)さんです。
2つ目の怪物店、タイ屋台999。
ぱっと見、そんなに論理的な感じはしませんが…
店内はお客様で満席!
美味しいです。
美味しいですね。タイを感じています。
皆さんが美味しそうに頂いているのが、
お待たせしました。トムヤンクンです。
真っ赤なスープが食欲をそそるトムヤンクン(980円)や米麺を使ったタイ風の焼きそば、パッタイ(950円)など。
タイの屋台料理が看板メニューのエスニック居酒屋。
論理的というよりは帽子がかなり独特な感じの新井勇佑代表。
早速、教えてもらいましょう。
「月商っておいくら?」
月商は790万円、坪で言うと79万円。
10坪32席でで約790万円の売上げ!
坪月商は先程のローマ軒を上回るなんと79万円!
「こんなに繁盛するって予想してました?」
そうですね…例えばここに出店します、ゴールとして坪80万、70万稼げるようなお店を目指す。そのためにはどうすれば良いかを解いていく。数学の証明に近いような意味合いでやっている。
なにやら新井社長、普通の飲食店経営者とはかなり違う考え方をお持ちのようです。
しかし2017年6月の出店から1年も経たずに坪月商79万円と確かに証明に成功しています。
一体、どんな理屈を駆使しているのか?
ロケより先に自ら取材を始めちゃった編集長。
「何やっているんですか?」
このお店はメニュー表でお客様のオーダーを誘導している。
メニュー表で誘導?
メニュー表
心理学的な部分を多少は使ってやっています。
「心理学?」
編集長曰く、新井社長はメニュー表にさまざまな心理学のノウハウを詰め込むことで坪月商を79万円にしちゃっているんだとか。
写真ではなくイラストが使われていて、特に変わったところは見当たりませんが…
「誘導すると変わる?」
メニューが15品ぐらいしか基本的には出ない。
実は999のメニューはお客様の注文が41品中の15品に集中するように作られています。
例えば、
Zの位置にないもの、Zの位置にあるもので出る数字はどのくらい変わる?
Zの位置にあるほうが1.28倍出やすい傾向がある。
人の視線はチラシやメニューを見るとき、左上からZを描くように動く傾向があります。
そこで新井さんはこのZの法線上に売りたい商品を配置。
すると他の商品より1.28倍注文数がアップ!
そしてトムヤンクンやカオ・ガパオ・ガイと7品はイラストをちょっとだけ大きく掲載。
これで注文数は4.5倍注文数が急増するのです。
背景色がある、背景色がない、どのくらいの差?
これはスゴいんです。6.36倍。
このように999はさまざまな心理学を組み合わせて41品のメニューの中から注文を15品に誘導していたんです。
15品にオーダーが集中するとキッチンの作業効率が上がるので提供スピードが上がる。お客様の滞在時間も短くなるので客席が回転する。
15品のメニューだけたくさん用意しておけば素早くお客様に提供できます。
結果、お客様の滞在時間は一般的な居酒屋よりグッと少ない約90分、客席回転数は約3回転。
これが坪月商79万円の論理的な仕組みだったのです。
999は10坪32席でがっちり!
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