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[がっちりマンデー] 月刊食堂編集長が教える!「地方バラバラジャンル王」って?(3)

2016年10月23日

月刊食堂編集長が教える!「地方バラバラジャンル王」って?

株式会社柴田書店

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茨城からお隣、栃木県のJR宇都宮駅に降り立つと

どうもこんばんわ、来ちゃいました。

やっぱり来ました、4つ目の王様はどうしても自ら案内したいと月刊食堂の通山茂之編集長。

本業の方は大丈夫?

宇都宮で地元民の方からバリ系って呼ばれてスゴく儲かっているお店がある。

「だいぶお客様入っているんですか?」

スゴい入っていますね。パンパンです。見た方が早いんで行きましょう。

株式会社チームバリスタ

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編集長に連れられ、東武宇都宮方面へ。

男二人、人もまばらな通りを歩いていると、

こちらです!チームバリスタさんの鹿芭莉さんです。パンパンに入っていますね。

店内は確かにお客様でパンパンです。

爽やかなイケメン社長の磯信太郎社長。

「どんなバラバラシャンルで人気?」

私たちの会社は炉端焼き・カフェ・焼き鳥・ラーメン・エスニック居酒屋・バルの6店舗6業態。

磯信太郎社長の会社、株式会社チームバリスタは「炉ばた鹿芭莉」を始め、「バリサイカフェ」、ラーメン店の「ヒバリ」など東武宇都宮駅の周りに店名に「バリ」と名の付くお店をそれぞれに特徴を持たせ6店舗展開。

これがバリバリ儲かっていてその年間売上は、

6店舗で4億5,000万円を目標にしております。

なんと宇都宮の6店舗で年間売上、4億5,000万円を達成!

ポリシー

そんないま、当てに当てている「バリ系」ブランド、実は6つのお店に共通したポリシーがあります。

それは、

2枚看板戦略でやっています。

「看板メニューが2つあるってことですか?」

看板メニューが2つあります。

磯信太郎社長曰く、人口52万人の栃木県宇都宮市は東京まで東北新幹線で約50分、近いような遠いような、なんとも宙ぶらりんの町。

そんな宇都宮には「新しい物好き」と「保守的な人」が半々いるとマーケティング。

そこで閃いたのが両方のお客様に受けるように看板メニューは2つ用意。

それがバリ系ブランド2枚看板戦略。

2枚看板戦略

「バリサイカフェ」ではそば粉で作った生地が特徴の「厚切りベーコンとマッシュルームのガレット(880円)」が新しい人への看板メニュー、一方、保守的なお客様向けにカフェの定番メニュー「フロマージュパンケーキ(1,280円)」をご用意。

「炉ばた鹿芭莉」では「牛バラとフォアグラのロッシーニ」や「豚焼き山芋」など斬新な具が刺さった「遊び串(1本280円~)」という前衛的なメニューがあると思えば、鹿児島県産のカツオを藁で炙った「鰹の藁焼き塩たたき(1,480円)」という感じで保守的な人たちをくすぐります。

通山茂之編集長によると

新しい商品ばかりやっていると保守的な層が来なくなるし、逆に保守的な層にばかり焦点を当てちゃうと、新しい物好きの人は来なくなっちゃう。両方にしっかりアピールできてる。

店内がわかるデザイン

さらに月刊食堂の通山茂之編集長曰く、宇都宮バリ系にはもう一つ儲かりポイントがあるそうです。

社長に負けないくらい爽やかなマネージャーの小林英太さん、それって一体?

外から店内の雰囲気がわかる設計となっています。

バリ系のお店はどこも今風のデザインで間口全体から店内が丸見え。

開放的で中が見えるから保守的で少し引っ込み思案な宇都宮市民でも入りやすい。

バリってつくなら1回行っときたい。

「そんなにみんなバリのこと好きなんですか?」

大好きです!

勢いそのままに来年には宇都宮にもう3店、バリ系の飲食店をと鼻息も荒い。これはまだまだがっちりいきそうですね。

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