[WBS] 武田薬品が湘南に大型研究施設!日本初の新薬を世界へ!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

風邪薬や医療用薬品の製造・販売を手掛ける製薬大手の武田薬品工業はここ数年、海外企業を相次いで買収し新薬の製造や開発に力を入れています。

その武田薬品が4月13日に創薬研究の要として湘南に大型の研究所をオープンしました。

一体どういう場所で、狙いは何なんでしょうか?

武田薬品工業株式会社

4月13日に開かれたオープニングセレモニー。

冒頭、クリストフ・ウェバーCEOは意気込みを語りました。

ここまでの道のりは険しかったが将来、大きな成果を生み出すと信じている。

湘南ヘルスイノベーションパーク

武田薬品が新薬の開発研究拠点として開いた湘南ヘルスイノベーションパーク

延べ床面積は約31万平方メートル、地上10階建ての巨大な施設です。

再生医療と中枢神経の2つの分野の研究を進めるというこの施設、最大の特徴は場所や設備を大学やベンチャー企業など外部の研究者にも開放すること。

力を入れているのがコミュニケーションです。

湘南ヘルスイノベーションパークの藤本利夫さん、

談笑しながらイノベーションを語り合う。

約1,000人が入れるという巨大な食堂は誰もが気軽に話せるような開放感のある作りに。

ここは湘南のビーチをイメージした。

こちらは湘南の海辺をイメージしたワークスペースです。

いろんな形で交流して一緒にイノベーションを生み出していこうと、オープンイノベーションが主流になってきている。特に創薬の領域においては。

さらに、

ここにいるのは研究領域も違うメンバー、交流の場として有効に使えている。

アメリカ・ボストン

武田薬品が目指すのは医薬品の研究開発が盛んなアメリカ・ボストンのような環境を作ることです。

ボストン近郊にはハーバード大学など世界トップクラスの学術・研究機関や高い技術力を持つ医療系ベンチャーが集積。

互いにコミュニケーションを取り合いさまざまな新薬を生み出しているといいます。

湘南ヘルスイノベーションパークには現在、19の企業や大学が入居しています。

大分大学先端医学研究所の三品正さんは、

創薬には人材がいる。大分だけで人材をそろえるのが難しい。ここは非常に設備が整っている。すぐに仕事が始められるという点で非常に大きなメリットがある。

外部との交流は武田薬品側にもメリットがあります。

新薬開発は最長で17年もの長い時間が必要だとも言われますが、ベンチャーなどと協力することで新薬の研究を加速させる狙いです。

武田薬品工業のクリストフ・ウェバーCEOは、

ここではいろいろな会社が参画してイノベーションの修練が行われる。自社製だけにこだわらず、良いものができさえすれば手段は問わない。それが将来の成功に必須だと考えている。