[WBS] 海外M&Aジンクスを打ち破れ!サントリー「日本」生かした高級酒!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

サントリーが7月に発売するクラフトジンという高級人の新商品。そしてキャノンが4月から海外で発売し始めた監視など使うネットワークカメラ。この2つの商品、ある共通点があります。

そn共通点が「M&A」です。

どちらも海外の企業を買収し、その後に共同で開発した商品です。

こうした日本企業による海外企業のM&Aは数多くありますが、日本郵政や東芝などのように成功するより失敗することのほうが多いのではないかといわれています。

果たして日本の企業は海外企業の買収が成功しないというジンクスを打ち破ることができるのでしょうか?

サントリースピリッツ株式会社

東京・銀座の一角にひっそりと佇む一軒のバー「STAR BAR GINZA」。

店長の岸久さんが開店の準備をしていると、やって来たのはサントリー酒類の大貫慎二営業部長。新商品の売り込みにやってきました。

国産のクラフトジンの案内にお邪魔しました。

サントリーが7月から売り出すのは「ROKU GIN」というジンです。岸さんが試飲してみると、

山椒とかもきて・・・。

山椒や桜の風味がよく出ていると思う。

「ROKU GIN」には香りをつけるために桜や玉露、山椒など日本らしい四季折々の植物が6種類入っています。

時間というか段階でいろいろな味がして、すごくいいと思う。

マスターに太鼓判を押していただければ、われわれも自身を持てる。

いつ発売でしたっけ?

7月4日。

ぜひ、お願いします。

即断した店長の岸さん、実は世界最高峰のカクテルコンクールで優勝した経験を持つバーテンダーです。

そこで早速「ROKU GIN」をさ最大限生かしたカクテルを作ってもらいました。

試飲をした相内優香キャスターは、

ライムと桜の爽やかな香りが鼻にスッと抜けていきますね。

カクテルにも使いやすいという「ROKU GIN」、価格は4,000円です。

サントリースピリッツ大阪工場

世界販売を見据えたサントリーは今回2014年に買収したアメリカのビーム社と初めてブランドを共同開発したのです。

クラフトジン「ROKU GIN」はどのように作られるのでしょうか?

サントリースピリッツ大阪工場製造担当の川股吉一さん、

ここは原料酒を蒸留しているポットスチル(蒸留釜)がある場所。この中に草根木皮(ボタニカル)を入れて蒸留してジンの原料酒をつくっている。

ジンは大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料としてつくられる蒸留酒。通常はシナモン、ビターオレンジピールなどの草根木皮を合わせて味や香り付けをしますが、「ROKU GIN」にはさらに桜、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子など四季折々の日本ならではの素材を漬け込んで再蒸留しブレンドしています。

桜の花は一番いい状態で手摘み。その状態で工場に持っていく。鮮度を落とさないために仕込みをする。すごく苦労している。

コンセプトは「日本の四季を織り込む」。

実はこのコンセプト、ビーム側が世界販売を見据えて推したものでした。そこでサントリーが考えだした日本の春を象徴する植物が桜でした。

しかし共同開発を進める中で海外の人に馴染みのない味を伝えることも苦労したといいます。

サントリースピリッツの海外戦略部、多田寅部長は、

例えば桜の葉を使っているが海外のチームが飲んでも分からない。この桜餅を買ってきて、食べて、これが桜の味だと。

海外のチームと地道なコミュニケーションを何度も繰り返すことで外国人から見た日本らしさと日本人から日本らしさを兼ね合わせることができたといいます。

今回の共同開発、そこにはサントリーの社風である「やってみなはれ」の精神もあるといいます。

日本のジンというと「え?」という感じがあった。新しい価値やお客様のニーズにあった形でやるのが「やってみなはれ」精神の一環。

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