スターバックス
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スターバックスのハワード・シュルツCEOは
日本に「ロースタリー」を開かなければいけない。開くなら素晴らしい体験ができる店にしなければいけない。
スターバックスが2018年に日本で新しくオープンさせる店「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」。
シアトル、上海、ニューヨークに続いて東京が世界で4番目の出店です。
シアトル店
WBSは以前、シアトル店オープンの様子を取材しました。
店内に入るとコーヒーのいい香りがします。お店の一番目立つところには大きな焙煎機が置いてあります。
この店舗は通常のスターバックスと違い、店内でコーヒー豆の焙煎を行い、お客様の注文が入ると1杯ずつバリスタが時間をかけて抽出します。
いわばスターバックスの高級版とも呼べる店舗で、価格も通常の倍近くします。
日本のコーヒー事情
スターバックスのハワード・シュルツCEOは
新店舗は既存店に非常に近い所でも好評。スターバックスはまだ成長できる。
日本の建設予定地はコーヒーショップが多く立ち並ぶ街「中目黒」。
目黒川沿いの一等地に1,200平方メートルの敷地を取っています。
コーヒー業界では豆の産地にこだわり、その美味しさを十分に引き出す入れ方を追求したサードウェーブコーヒーが人気を集めています。
日本でも「ブルーボトルコーヒー」を筆頭にこだわりを持ったコーヒーショップが次々とオープン。
しかし、スターバックスの新店舗「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」が完成するのは2018年。
サードウェーブコーヒーとしては遅すぎる参入ではないのか。
CEOのハワード・シュルツ氏に聞きました。
ハワード・シュルツCEO
「日本では珍しくないのでは?」
そんなことはない。世界中のどこを見ても「ロースタリー」に少しでも似ているコーヒー店はない。他社は「ロースタリー」がやっていることより、はるかに遅れている。日本の「ロースタリー」はシアトルよりも大きくダイナミックな店になる。シアトル店では「発見」がありお客様が何度も訪れる。日本の店でもそうなるだろう。
スターバックスは日本で1,200店を超え、コーヒーチェーン店としては日本で一番の店舗数を誇ります。
ただ、同一ブランドの店舗しかなくお客様に飽きられる危険性があると指摘がありました。
そこでスターバックスはアルコールも提供する「イブニングス」など新業態に力を入れていました。
今回の「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」はその集大成といえる店舗だといいます。
市場のどんなライバルより先端を行く店、しばらくは「ロースタリー」に注力する。