[がっちりマンデー] 「10年以上ぶりに過去最高益!」の会社(1)

「10年以上ぶりに過去最高益!」の会社

スポンサーリンク

エステー株式会社

10年以上ぶりに過去最高益!

東京・高田馬場にあるエステー。

エステーといえば「ムシューダ」や「消臭力」で皆さんお馴染みですよね。

過去最高益ってどのくらい儲かったのか?

広報部の平井芙美加さん、教えてください!

純利益が前年比24%増の22億円の予定で、過去最高益になる見通しです。

エステーは70年前の創業以来、2017年度の純利益が過去最高の22億円になる見込み。

過去最高益となるのは2004年以来、じつに13年ぶりです。

どうしてそんなに好調なのでしょうか?

5年前に鈴木貴子社長が就任しまして業績がグググっと伸びてきている状況。

鈴木貴子社長

伸び悩んでいた業績を過去最高にしたのは女性新社長らしい!

エステー社長の鈴木貴子です。

名は体を表す、貴子の貴は「とうとい」と読む。

そしてお隣りにいらっしゃるのは、

会長の鈴木喬です。

「おいくつですか?」

社外秘なんですがね!83歳!

気合い負けするから。相手のよっては「50歳くらい」ってハッタリかましている。

この男こそ、消臭力や消臭ポットを生み出した業界の風雲児!

9年前にがっちりマンデーにも出演してもらいました。

「言うことを聞かない奴は神に背く者だ!」と言ったら全社員「このおっさんはおかしい」。

こんな名物会長と名字が同じ「鈴木」。

お察しの通り鈴木貴子新社長は鈴木会長の姪っ子です。

貴子さんは社長になってどんなことを?

社長になってまずデザインを変えました。

デザイン

例えばトイレ用の消臭力、以前はこんなデザインでした。

大きな便器のイラストがついていて、「ワイドスプレー」「大容量」「ズバットショット」って初めて見た時にスポーツ新聞の見出しみたい。

エンドユーザーは女性です。もっと女性に寄り添ったデザインにしたいと。

そこで女性を意識したデザインに変更すると、

オシャレになりましたね。

便器の代わりに石鹸と植物で爽やかさをアピール、消臭力の文字を小さくしてデザインはすっきり!

パッケージを変えたら売り上げが1.4倍に増えたのです。

なんと姪っ子の貴子社長、只者ではありません。

聞いてビックリ!

エステーに来る前はルイ・ヴィトン・ジャパングループ、マーケティングの第一線で働いていたスーパーウーマン。

その手腕を見込んで会長がエステーに呼び寄せたってワケです。

でも会長、デザインをここまで変えられて、さすがに抵抗はあったでしょ?

貴子社長を何で呼んできたのかと言うとデザイン革命をやろうと思っていた。今までおじさんが全部仕切っていたんですよ。だからおじさんを少しどけてね。

「それは男性だと発想的に難しい?」

はい。無理ですよ。

お客様の女性にね、おじさんが何か考えたって、そりゃ売れる物はできませんわな。

「おじさんだからわかりやすい物で・・・」

そう。おじさんはスポーツ新聞読むからね。

ワンマン社長として君臨すること10年以上、「エステーを変えたい」って思いはあったものも、どう変えていいか分からなかった。

だから姪の貴子さんに大胆な改革を任せたのです。

シャルダン ステキプラス

そんな貴子さんが大鉈を振るったのが「お部屋の消臭ポット」のデザイン。

シャルダンステキプラス。

華やかでゴージャスな見た目に変身!

しかしこのデザイン、おじさん社員から猛反発が・・・

こちらのチャーム、鍵の形をした小さな飾りなんですけども大論争が起こりまして、「こんなのはコストがかさむから取ってしまえ!」。

というのもこのチャームは何の機能もなく、ただ可愛いからという理由で付けたもの。

「チャームを無くしてコストを下げるべきだ」とおじさんは猛反対、女性社員との大論争が勃発しました。

これがついていると、ちょっと嬉しいじゃないですか。

多分、お分かりにならないかと・・・

「分からないです。」

あなたには無理ね。

「最終的におじさんたちはしょうがないと納得した?」

はい。

何しろ社長ですから権力持っています。ガタガタ言う者は皆殺し。

会長、シャレがきついですよ。

最終的には女性の声を尊重し、従来より100円以上も高くなるも思い切って商品化。

すると発売わずか1ヶ月で100万個を以上売れる大ヒットに!

貴子社長にかかればお部屋の消臭力も、

消臭力という文字が薄くちっちゃくなりました。

女性目線

商品を女性目線で捉え大成功ってことで、エステー社内のムードが一変。

これまで反発していたおじさん社員たちも今や「女心」を学ぼうと必死!

エアケア事業部の戸川明彦さん、

ネイルオイルって何!?

爪の乾燥を防ぐやつ。

竹下通りやコスメショップを訪れ女性の感性を猛勉強!

でも、

例えばこれカワイイって話になっても、どこがカワイイかわからない。

女性の気持ちって難しい・・・

さらに箱のデザインを決める現場でも、

「結局どっちになったんですか?」

黒の方。

「わかります?この感覚?」

エアケア事業部の遠藤勇次さん、

ここは背景としてテーマがあるので、そこのテーマを理解した上で最終判断は任せる

女性目線を生かした会社に生まれ変わったエステー。

内部を全部仕切ってますから、女性の常務が。ITの部長が女性、財務部長も女性。

女性はぜひね、エステー来た方がいいですよ!

これはまだまだ伸びそうです。

エステーはデザインを新しくしてがっちり

スポンサーリンク