[モーニングチャージ] 強くて軽い新型ホームドア開発現場!

モーニングチャージ

日本信号株式会社

やって来たのは日本信号株式会社の宇都宮事業所。

日本信号株式会社は道路の信号駅の券売機自動改札機など交通インフラに関わる装置を手掛けているメーカーです。

また鉄道会社のニーズに合わせて様々なタイプのホームドアを開発しています。

昇降式ホームドア

「あのフェンスのようなものは何?」

技術開発本部の今井達二己さんによると、

上下に動かす「昇降式ホームドア」。

電車が駅に到着するとワイヤーロープが上がり、車両のドアが閉じるとワイヤーが下がる仕組みです。

ワイヤーロープの幅は1車両分あるので例えば特急や快速、普通電車で扉の数、位置が異なる場合でも対応が可能です。

しなるけど強度がある。

まだ開発中のこの昇降式ホームドア、来年度中に関西の近鉄の駅に試験的に設置して実用化を目指します。

線路内への侵入や転落を防ぐ目的で設置されているホームドア。現在、全国665の駅で設置されています。

国土交通省は1日10万人以上が利用する駅には2020年度までに原則設置するように促していますが1駅あたり数億円から十数億円かかるといわれる設置費用をいかに抑えるかが鉄道事業者にとって課題となっています。

軽量型ホームドア

そこで日本信号株式会社がいま開発に力を入れているのがホームドアの軽量化。

扉の素材は鉄よりも軽いアルミニウムを採用。大人1人で持ち上げられます。

「普通の扉と比べると軽い?」

扉は約30%軽量化

通常のホームドア400キロと比べて軽量型ホームドアは250キロと約4割軽くなっています。

さらに扉のパイプをよく見ると違いがあります。右のパイプの本数は4本ですが左の扉のパイプは5本と本数が違っています。

その理由は扉を収納する戸袋にありました。

パイプ同士を交差させて収納をコンパクトに。

左右の扉のパイプの数が違うのでぶつからずに戸袋に収納できます。その結果、戸袋の幅を小さくできてさらなる軽量化が図られました。

重いと運搬や設置や調整に非常に大きな労力が必要。

軽量化されたホームドアで鉄道事業者の設置コストは削減できます。現在、665駅設置されているホームドアがさらに増えることが期待されます。

車両が統一されている鉄道事業者の混雑度が高くない路線で早期に導入したい事業者に販売をしていきたい。

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