[WBS] 【THE行列】ほぼ500円!野菜どっさり弁当!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

野菜がたっぷり入っているのに値段はお手頃なお弁当。その秘密は農業への熱い思いにありました。

野菜どっさり弁当

東京・品川区、天王洲のオフィス街。

昼過ぎ、その一角に行列が出来ていました。お客様のお目当てはお弁当。

週に2~3回は来る。

おいしくて値段も安い。

ひときわ目を引く大きな野菜。値段はほぼワンコインの550円。

ヘルシーなのにお手頃価格。その秘密とは?

旬八青果店

3月にオープンした旬八キッチン。

営業は平日のみ。正午を過ぎると近くで働く人を中心に30人ほどが列を作ります。

1日400個以上用意するお弁当はたいてい約2時間で売り切れてしまいます。

天気の良い日には店の周りでお弁当を広げる姿も見かけます。

2日に1回くらいは旬八で並んでいる。女性が多いので男だと緊張する。ここの弁当だとヘルシーじゃないかと。

看板商品は「八百屋の平弁」。目玉は大きくカットされた3種類の蒸し焼き野菜。

300万円かけて導入した機械で調理をすると素材の旨味が引き立つといいます。

ボリュームのあるおかずも入って550円です。

人気のカレー「旬八丼」はぴったりワンコイン。こちらも野菜がどっさり入っています。

そして、もうひとつの看板商品、その名も「旬ムージー」。日替わりで数種類の野菜と果物をミキサーに、水を一切加えないのが特徴で素材そのものの味がしっかりと感じられます。赤、緑、黄色の3種類で価格は200円。旬ムージーだけを買うお客様も多い。

子どもにも大人気です。

1人で飲んじゃう。2歳児だけど。

株式会社アグリゲート

なぜお手頃価格が実現できるのか?

店を営むアグリゲートの左今克憲社長に話を聞きました。

産直で取引をしていて、育ちすぎたものや規格外のものをふんだんに使っている。産地を回ると山のように捨てられているが食べると美味しい。

実はアグリゲートは旬八青果店を都内で9店舗展開しています。仕入れのノウハウはそこで培いました。

市場から一般の野菜を仕入れる他に約30件の農家と契約し通常は売り物にならない野菜を仕入れています。

そして青果店で売れ残った野菜も旬八キッチンに運び調理して活用。仕入れ値を抑えつつロスも減らすことで経営の効率を上げています。

旬八青果店の40~50%の粗利。旬八キッチンは加工が入るため粗利が75~80%くらい。お客様も満足して経営的にも粗利が高く農家も収入が増える。

さらに自社の農場でも野菜を生産、市場価格の変動に左右されず仕入れ値の安定につながっています。

もうかる農家がいないと農業をやる人がいなくなる。そういう農家を増やすためにも店を拡大したいし、都市で「不本意な食生活」をする人のためにも拡大したい。

もうかる農家を育てたい。その戦略の中に垣間見える旬な野菜へのこだわりが行列を生み出す本当の秘密でした。

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