[WBS] 上海ディズニー開業から2年!「客のマナー」はどうなった?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2016年6月に華々しくオープンしたのが上海ディズニーランドです。

アジアでは日本、香港に続くディズニーランドとして話題になりました。

開園から1年の入場者数は1,100万人。東京ディズニリゾートの年間入場者数は3,010万人ですから少し差が開いています。

入場者数
上海 1,100万人 (2016年6月~2017年6月)
東京 3,010万人 (2017年度)

そんな中、上海ディズニーランドは4月26日、新たなエリアをオープンさせました。

2年を待たずに新しい戦略に打って出た背景には中国でいま激化するテーマパーク同士の競争がありました。

上海ディズニーランド

4月26日、上海ディズニーランドにオープンしたのは人気映画をテーマにした「トイ・ストーリーランド」。

パーク内では7番目となる新エリアです。

目玉は世界でここにしか無いアトラクション。ポニーが引っ張るカートの乗り込む「ウッディのラウンドアップ」です。

招待されたお客様は、

すごく良かった。子どもの頃に戻った気分です。

この子、気に入ったみたい。もう1回乗るつもり。

他にも映画に登場するラジコンカー「RCレーサー」や人気の犬のキャラクターがモチーフのアトラクション「スリンキー・ドッグ・スピン」も。

3つの乗り物とショップなどがオープンしました。

ウォルト・ディズニーのボブ・アイガーCEOは、

このエリアを誇りに思う。素晴らしい体験をゲストに届けられる。

マナーの悪さ

2016年に開業した上海ディズニーですが、当初はタバコのポイ捨てやお客様が持ち込んだ食事のゴミなどマナーの悪さが目立っていました。

今はどうなっているのか?

ご覧のように相変わらずといった場面も・・・

一方、2017年11月から食事の持ち込みを全面禁止にするなど対策にも乗り出しています。

さらに当初から指摘されていたのが入場料の高さ。

客足が伸び悩んだため半年後には期間限定で繰り返し入場できるパスを発売。

それもあってか開業1年の入場者数は約1,100万人と目標を1割以上上回りました。

新たな起爆剤として今後も新エリアを拡大していく考えです。

ボブ・アイガーCEOは、

これからも想像を続け非日常を体験できるようなものをつくる。これはディズニーだけができること。

上海海昌海洋公園

開業から間もなく2年、エリアも拡張し、さらなる集客を狙う上海ディズニー。

しかし今、上海ディズニーの前には次々とライバルが・・・

上海支局の谷口康則輔記者、

上海ディズニーから車で40分ほどのところに来ました。ここでは新しいテーマパークの建設が進んでいます。

8月にオープンするのは海をテーマとしたアミューズメント施設。

広大な敷地にアトラクションや海の生き物を展示し、イルカショーなどを目玉に集客を狙います。

ユニバーサルスタジオ

さらに首都の北京ではディズニーのライバル、ユニバーサルスタジオが建設中。

東京ドーム25個分以上と世界最大の広さを誇り、2020年に開業予定です。

他にもレゴランドやハローキティなど様々な施設が開業予定。

2020年までの3年間で64ヶ所に上ります。

Dalian Laohutan Ocean Park

中でも上海ディズニーの最も近くに出来る中国ブランドの海のテーマパーク。

どんな施設なんか、同じブランドのテーマパークを取材しました。

ディズニーっぽいキャラクターがいますね。

あのディズニーの人気キャラクターのような謎の人魚。

海のテーマパークなのになぜかネズミも・・・

お店では堂々とクレクマノミの人形が売れらています。

それでも園内はこの日、平日にもかかわらず大混雑。

海の生き物というディズニーにはない魅力でたくさんのファンを獲得していました。

「ここと上海ディズニー、どっちが好き?」

ここ!

ディズニーは待ち時間が長く少ししか乗り物に乗れなかった。

さらに大連老虎灘海洋公園の入場料は約3,700円で上海ディズニーの半分以下。割安感も人気のヒミツのようです。

開業が相次ぎ乱立気味のテーマパーク。

競争が激しくなる中でも上海ディズニーはあえて6月に入場料を約3割値上げします。

強気の姿勢の背景に専門家は伸び続ける娯楽市場があると指摘します。

岡三証券上海駐在員事務所の酒井昭治首席代表は、

娯楽への消費が所得上昇に伴い上がっている。強いコンテンツを中国市場で生かす動きが今後期待される。

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