[WBS] 兄弟がつくる「モダン煎餅」

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東京都江戸川区の船堀駅。

昼過ぎ、駅の中に長い行列ができていました。

行列の先にあったのはせんべい売り場。

人気のバジル味の煎餅です。

並んでいる商品は「バジル」や「極みワサビ」など、あまり馴染みのない味ばかりです。

訪れたお客様は

今風に工夫されていておいしい。

パッケージもかわいらしいので土産にいい。

女性達の心を捉える煎餅を生み出したのは、まるでダンサーのような格好をした兄と弟。

その名も「SENBEI BROTHERS」。

モットーは「せんべいを、おいしく、かっこよく。」

SENBEI BROTHERS

船堀駅で毎週土曜日の午後2時~7時まで出店している「煎餅ブラザーズ」。

多い日にはオープン直後に15人ほどの行列ができます。

試食もできます。

お客様にとって馴染みの味ではないだけに試食は欠かせません。

一口食べれば想像を超える味に、誰もが驚きの声を上げます。

兄で有限会社笠原製菓の社長の笠原健徳社長は

煎餅はシンプルで昔からあって日本人の好みに合う食べ物なので現代に合う形で作り直している。

有限会社笠原製菓

船堀駅から徒歩で約10分。

住宅街の一角に「煎餅ブラザーズ」を手掛ける有限会社笠原製菓があります。

工場の中には兄と弟の姿があります。

兄の笠原健徳社長が営業や企画を担う一方、煎餅の製造や開発をするのは弟の笠原忠清工場長です。

今、開発しているのは旨み調味料を使わない塩とハーブを合わせた新商品です。

笠原健徳社長は

香りの要素がもっとあった方がいいかも。塩じゃないのが、もうちょっと付着するような。

味に関して兄は弟相手に一切妥協はしません。

弟の笠原忠清工場長は

ハードルを上げてくるので飛び越えてやるという方が強い。

笠原忠清工場長

弟の笠原忠清工場長は10年間、たった一人で工場を切り盛りしてきました。

煎餅作りの腕前は周囲から天才といわれるほどでしたが長年、下請け仕事だけに甘んじていました。

僕は人見知りが激しいので、営業は考えただけで冷や汗が出ちゃう。

転機

転機は2年前、会社を建て直すため経営者となった兄の笠原健徳社長が独自ブランドの立ち上げを発案したことです。

経営自体が難しくなっていたので小売りを始めようと、そのためのブランドが「SENBEI BROTHERS」だった。

お互いの能力を信じ合い、これまでにない煎餅作りに挑みました。

弟の笠原忠清工場長は

結果として、すごく人気のある商品になっているので、頑張ってよかった。

開発したのは全25種類。

「のり梅」、「スモーキーイタリアン」、「昆布しょうゆ」が特に人気です。

笠原健徳社長

兄の笠原健徳社長はウェブデザイナーとして働いていた経験を生かし、高級クッキーのようなパッケージをデザインしました。

「煎餅ブラザーズ」を立ち上げて以降、売り上げは15%アップと好調です。

ダイレクトマーケティングの形で実際の売り場を感じられるので、今の形につながっているのではないか。

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