[WBS] 冷凍牛肉の輸入制限の中、西友が「米国産牛肉」拡充できるワケ!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

アメリカ産牛肉の輸入量は冷蔵と冷凍のうち、冷凍牛肉の輸入量は去年より2割以上減少しています。

これは冷凍牛肉の輸入急増を受けて日本政府が8月にセーフガード、緊急輸入制限を発動したことが影響したと見られています。

一方、セーフガードの対象ではない冷蔵牛肉は去年と比べて5割以上も伸びています。

こうした中、西友はアメリカ産の冷蔵ブランド牛肉の品揃えを拡充する方針を打ち出しました。

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合同会社西友

10月3日、西友が開いた説明会。

目玉は売上が好調なアメリカ産牛肉の拡充です。

「ANGUS BEEF(アンガスビーフ)」というブランド牛肉を使った商品を約2倍の13品目に増やします。

アンガスビーフ

アンガスビーフは肉の赤身と脂身のバランスが良く、柔らかいのが特徴。

ブランド牛でありながら西友が得意とする低価格は維持しました。

新たに発売する牛肉リブロースステーキは100グラム、497円。角切りやバラ切り落としはノーブランド牛からアンガスビーフに切り替えますが価格は据え置きます。

早速、相内キャスターが試食をしますと、

肉厚ですけど柔らかいですね。しかも全然油っこくない。肉の旨味がしっかりとしています。

西友では去年9月のアンガスビーフ投入後、輸入牛肉の購入者数が1.5倍に増えました。

今回の商品拡充によって牛肉全体の売上を前の年より10%以上増やしたい考えです。

生鮮食品事業責任者のウォルター・ボッケル氏は、

「西友にアンガスビーフを買いに行く」。そんなお客様が生鮮食品や日用品、、全体的に西友のアイテムを購入してくれる。

とはいえ、割高なブランド牛を使えばコストは上がるはず。

100グラム497円という価格での提供ができるのは何故なのでしょうか?

親会社のウェルマートと同じサプライヤー・取引先と商談ができる。自社の加工センターで加工することでコストを抑える。その分、値段をぐっと下げる。

西友畜産PC川越センター

埼玉県川越市にある西友の食肉加工施設「西友畜産PC川越センター」。

畜産調達担当部長の野村茂己さん、

こちらが「ばらカルビ焼き」の加工場。機械に入れるためにさくの形に切り分けている。

行われていたのはアンガスビーフのバラ肉を焼肉用に切る作業。

大型の機械が5ミリの厚さに次々に肉をスライス。その早さは1分間に70枚。

通常のスーパーマーケットでは店舗ごとに肉を切ってパックに詰めることが多いといいますが西友の特徴は一括加工。

全国に3ヵ所ある施設で機械を使って大量の肉を処理し、すぐに店に並べられる状態で店舗に運びます。

こうした一括加工によって作業コストを下げることで値上げをせずにアンガスビーフを提供できるのです。

お客様の声

牛肉というとアメリカ酸がいいかなというイメージで買っている。

国産より安いから使いやすい。

牛肉の戦略

さらに売り場のQRコードにスマホをかざせばアンガスビーフを美味しく食べられるレシピ動画を見られるようにしました。

牛肉の戦略の大きな柱になっているのは間違いない。これからお客様の行動を分析しながら次の手を打っていきたい。

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