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[WBS] 【ロングセラー研究所】天使のはねランドセル

2016年5月3日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

株式会社セイバン

2016年4月6日、株式会社セイバンが行った新作発表会で泉貴章社長は

私たちはランドセルを単なるカバンと考えていない。親、祖父母の子や孫に対する愛情そのものだ。

ランドセルメーカー最大手の株式会社セイバンは年間30万個のランドセルを製造し3割近いシェアを誇ります。

ランドセルの平均価格は約6万5,000円と他社より1万円程高いのですが売れています。

少子化が進む中で祖父母が孫に高価なランドセルをプレゼントするケースが増えています。

株式会社セイバンのランドセルの特徴

株式会社セイバンのランドセルの最大の特徴は

樹脂製の羽の形をしたものが「天使の羽」。

この「天使の羽」が株式会社セイバンのランドセルの最大の特徴です。

株式会社セイバンのランドセルの歴史

株式会社セイバンのランドセル作りは今から70年前の1946年です。

兵庫県たつの市のセイバン室津工場で始まりました。

今での全て国内生産。150を超える部品を手作業で組み合わせていきます。

完成したランドセルは社員の子供などにモニターとして使ってもらっていました。

これまでに1,000人以上の子供が使ってきました。

そのモニターの声を集め、商品開発をしていたのが生産本部技術スペシャリストの橋本雅敏さんです。

以前のランドセルは子供が後ろに転んでしまう。ランドセルが傾いていた。

2003年以前の株式会社セイバンのランドセルは肩ベルトはジョイント部分からぶら下がっていました。

このランドセルでは本体が傾いて背中との間に隙間ができて重心が下がります。
子供が重く感じやすく、後ろに転びやすいものでした。

こうした子供の声を受け止め商品開発チームが動きました。

肩ベルトを立たせたらどうだろう?

子供の声を聞き開発がスタートしました。

しかしここから苦難が始まります。

さてどうしようと、鉄を入れたりピアノ線を入れたり。

肩ベルトを立たせるために鉄板からダンボールなど10種類以上の材料を試しました。
しかし、

硬いとポキンと折れてしまう、軟らかくてもダランとなる。

3年の歳月をかけて独自に開発したのが成分の6割がナイロンの合成樹脂です。

その形から「天使の羽」と呼ばれるようになりました。

工夫されたのは厚さです。
羽の根元が2mmで、それがだんだんと薄くなり先端では0.1mmとなっています。

独自の材料と厚みの差がしなりを生み、肩ベルトを立たせます。

それは釣竿のようなしなりです。魚が強く引いても釣竿は折れずに立っています。

天使の羽を肩ベルトの付け根に入れることでベルトが立ち背中とランドセル本体が密着します。

以前のものと比べると背中全体で重さを受け止めるので軽く感じられます。

子供の背中にフィットするランドセルが完成しました。

シェアトップに

この「天使の羽」を使用したランドセルのヒットで株式会社セイバンはランドセル業界でシェアトップに躍り出ました。

出生率もすごく少ないです。その中での取り合いですから。

少子化という逆風のなかでも、持ち前の開発力でシェア拡大を狙う株式会社セイバン。

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カテゴリー:ビジネス関連
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