魚屋シュン
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東京・練馬区の「魚屋シュン」。
パッと見、品揃え豊富なように見えますね。いろいろな種類の魚が並んでいます。
魚屋シュンの自慢は毎朝、築地から仕入れる旬の魚。
しかし、渡部博店長は
サバもないし、イワシもない。
大江麻理子キャスターは
旬の魚がなかなか入ってこない?一番足りないのは何?
この時期のサンマ。サンマが高いと他の魚にも影響する。
今日のサンマ、一尾の価格はなんと490円。昨日から200円も値上がりしていました。
今年は小ぶりなものが多く、脂がのった大きなサンマは大幅に値上がりするといいます。
もう少し何とかならないかと、魚が取れていないという状況を聞くとやむを得ない。
ここ最近相次いだ台風などの影響で魚の品揃えは3分の1も減りました。
苦肉の策として貝類を置いて鮮魚売り場を埋めています。
さらに売り場作りで力を入れているのが干物です。
少しでも品揃えを多くしようと安定的に入荷できる干物の種類を2割近く増やしました。
鮮魚と干物、売り上げ価格の差は?
生(鮮魚)を売った方が金額が張る。
収益の変化は?
厳しさはある。
株式会社 ネオ・エモーション
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不漁の影響はこんなところにもあります。
関東を中心に14店を展開している回転寿司の「まぐろ問屋めぐみ水産」。
新鮮なネタにお客様の笑顔が溢れる店内ですが、厨房を覗いてみると…
品物が全然とれていなかった。久しぶりに入ったので高くても買ってきた。
川股竜二常務は言います。
シメサバにして提供しているサバ、普段は1キロ500円ほどですが今回は2.5倍の1,200円で仕入れました。
このほか、ウニやサンマもいつもの1.5倍以上。
ただ仕入れ値が高騰していても価格には反映できないといいます。
普通のすし店だったら高く買ってきたら高く時価の店は販売できるが、回転ずしは価格の天井が決まっている。
作戦
そこでこのお店が最近始めた作戦があります。
全然流れてこない。書いて頼んだことないが、今日は書いて頼んだ。
高値で仕入れた魚はレーンでは流さずに注文を受け付けてから作るようにしました。
流れている多くはネタが書かれた札。
ムダを無くすためです。
こんなにひどいのはない。九州や沖縄に大夫が来たときは北海道や東北で水揚げがあった。ある程度仕入れしていたので、こんなに困ったことはない。