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[ガイアの夜明け] 「ふるさと復活」に賭ける!~熊本に生きる人々~(3)

2017年4月26日

「ふるさと復活」に賭ける!~熊本に生きる人々~

宮田幸子さん

東京・羽田空港。この日、一人の女性が熊本から上京してまいりました。

宮田幸子さん(44歳)。熊本の女性たちが作ったあるものを売り込むためです。

都内の企業を回り、開発した商品を見てもらいます。

そのひとつが竹炭を圧縮して作った製品。暗いところでは光が七色に変わっていきます。さらに竹炭に含ませる液体に秘密があるといいます。不思議な力を持つというこの商品は?

一般社団法人スーパーウーマンプロジェクト

熊本市、街のシンボル「熊本城」は天守閣など一部で復旧作業が始まっています。

市内にある貸事務所。そこに宮田幸子さんがやって来ました。

スーパーウーマンプロジェクトという団体の事務所です。宮田幸子さんはその代表。

ここにいるのは皆、地震の影響で仕事を失った女性たち。

宮田幸子さん自身を含め約半数がシングルマザーです。子供たちとの生活を守るため仕事が無いなら自分たちで生み出そうと集まり活動を始めました。

2度の震災で収入がストップして、手持ちのお金これしかないのに、子供を育てなきゃいけないし、来月の生活費どうしようってところから始めっている。

活動の中心となっているのが熊本の素材を使った商品の開発と販売です。

いま作っているのは阿蘇の土を配合した陶器のアクセサリー。阿蘇のカルデラに堆積したリモナイトと呼ばれる土が原料です。

リモナイトはにおいを吸着するため消臭効果があるといいます。

その特徴を生かして開発したのが、犬用の首飾りです。

そのほかにも女性の視点で様々な商品を開発。竹を材料とした「KAGUYA」という商品名のインテリアです。

熊本の祭りで使われた竹の灯籠を炭火焼きにして作りました。まずは竹炭が匂いを吸収、さらにバチルス菌という菌を含んだ液体を染み込ませることでにおいを分解するといいます。

商品試験ではアンモニアなどの悪臭が約2時間でほぼ無くなることが確認されています。

こうしたオリジナル商品が売れることで商品づくりや販売などに携わった女性たちに収入が生まれる仕組みです。

スーパーウーマンプロジェクトに参加している女性たちは現在40人以上。それぞれの生活が掛かっています。

宮田幸子さん

代表の宮田幸子さんは市内で借家住まい。

病気で体が不自由な母親の身の回りの世話もしています。

7年前に離婚をしてからは女手一つで2人の子供を育ててきました。萌夏さんは大学3年生、蓮君は専門学校1年生。2人の学費も稼がなければいけません。

宮田幸子さんは元々フリーのWebデザイナーとして働いていました。

ところが、

これは請求書出したのにもらえなかった。

仕事は完了していたのに地震によって代金をもらえなかったといいます。

その後、地元企業からの発注は8割も減りました。

店で商品がダメになって、引き上げるしかなかったって苦しい話を聞いた時に、うちの請求書って言えなくて。

問題発覚

地震から1年、ここに来てスーパーウーマンプロジェクトに大きな問題が起きていました。

これは個数を確認しないと。

事務所には商品の在庫の山が。当初は復興支援で売れていたものが地震から日が経つにつれて売れなくなってきていたのです。

プロジェクトの運営資金は宮田幸子さんだけでも600万円借りてまかなっている状態。

商品を売り込むために再び東京にやって来ました。

もう後がありません。

カレイドジャパン株式会社

熊本地震で仕事を失った女性たちが立ち上げたスーパーウーマンプロジェクトの宮田幸子さん、再び東京にやってきました。

商品を詰め込んだバッグを引きずるようにやって来たのは世田谷の住宅地にオフィスを構える会社。

待っていたのはコンサルタントの髙島辰美社長。海外の化粧品メーカーなどが日本に進出する際にも相談を受けるような人です。

自分たちの商品がなぜ売れないのかアドバイスを受けに来ました。

モデル住宅やホテルのスイートルームに置いていただきたいと当たったんですけど話も聞いてもらえず。

商品に込めた思いも聞いてもらいます。

気持ちが沈んでいる状態の時に口紅を引いただけで気持ちが前向きになって頑張ろうって思えた。心に潤いを与える、心を満たすものを作ろうと。

ずっと耳を傾けていた髙島辰美社長が口を開きました。

どんなブランドストーリーが後ろに隠れていようが商品を先に作っちゃうと出口(売り先)がない。せっけんを開発するとなったら、ターゲット層に合わせたせっけんを作らないといけない。出口をどこまで見据えているかというのがビジネスモデルでは大事になってくる。

自分たちの思いだけで商品を作ってもリスクを抱えるだけになる。プロとして当然のアドバイスでした。

宮田幸子さん、どうするのでしょうか?

この後も企業回りを続けましたが確たる成果は出せませんでした。

ホテルに戻った宮田幸子さん、1日中東京を歩き回り足にはいくつもの靴擦れが。

そんな宮田幸子さんを勇気づけるのは熊本の仲間から届く応援のメッセージです。

被災した経験が絆になっている。後に引けない、崖っぷちに立たされた状態をお互い経験していて、子供にお金がかかるのに、これから先どうしようというのをみんなで解決していきたい。

今更やり直しが効かない宮田幸子さん。自分たちが作った商品を信じて次の会社を探します。

株式会社スマートライフ

東京滞在5日目、企業訪問はすでに10軒を超えていました。

この日、宮田幸子さんが売り込み先として選んだのは女性をターゲットにしたシェアハウスで急成長している会社。都内で7,000室以上を管理運営しています。

宮田幸子さんに対応したのは大地則幸社長。

結構ごついですね。

竹炭で作ったライトをシェアハウスで使ってもらえたらと見せますが、第一印象は良くないようです。

ところが、

在庫はあるんですか?

あるきっかけで思わぬ方向に。

におい

熊本の女性たちで商品の開発をしているスーパーウーマンプロジェクト代表の宮田幸子さん。

東京で女性向けシェアハウスを運営する会社に売り込もうとしていました。

地震で仕事を失った女性たちが作った竹炭のインテリアライトです。

竹炭がにおいを吸収するのはご存知だと思う。その中にバチルス菌という。

バチルス菌の力でにおいを分解する効果を説明。検査機関による試験の結果も見てもらいます。

すると、スマートライフの大地則幸社長、

オーナーの資産を守るという意味では、においを除去していかなければいけない義務はある。そういう意味では商品力として申し分ない。共用部に置くパターンと、それぞれの部屋に置くパターンと。

商談成立。まずは10軒のシェアハウスに置いてくれることが決まりました。

飾るのは玄関に入ってすぐのところ。シューズボックスが並ぶ空間です。

ここでにおいをとるんですか? いいですね。大量に欲しいです。

消臭機能を売りにしたインテリアライトの新たな可能性が広がりました。

4月上旬、スーパーウーマンプロジェクトの事務所で組立作業が始まっていました。

ほかにも飲食チェーンなど受注を見込める企業が見つかり生産が再び動き出したのです。

宮田幸子さんは地震で仕事をなくした女性のためにもこの取り組みを広げていきたいといいます。

私たちがこれで成功すると、もし他の県で震災があったとしても同じようなことをやると復興が早まることを伝えられるので、私たちは絶対に成功させないといけない。

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カテゴリー:ビジネス関連
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