両備ホールディングス株式会社
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1月11日、都内で開かれた発表会。
業界初となる完全個室の豪華夜行バスが披露されました。関東バス株式会社と両備ホールディングス株式会社が東京~大阪間で1月18日から運行します。
わずか11席のシートは壁と扉で完全に仕切られています。
試乗した佐藤真人キャスターは、
足元は思ったより広いです。ボタンを押すとワンタッチでリラックスできる体制にシートが動きます。
歯ブラシやアイマスクなども用意されています。
パウダールームもあり、まるで走るホテルです。
個室バス
何故いままで個室のバスは存在しなかったのでしょうか?
車内が完全個室のため見通しが悪くなっています。これを解決するために設置されたのがカメラです。
法律では運転手がバスの車内を見渡せる必要があり、壁で完全に仕切ることは認められていなかったのです。
そこで、この新型バスは個室にカメラを設置。運転席のモニターでお客様の安全を確認できるようにして国の許可を取りました。
天井よりの部分をお客様の後ろより撮影することでプライバシーと安全の両立を図っています。
こうして実現した完全個室の豪華バス。通常の2倍近い1台、約1億円です。
料金は2万円と新幹線指定席の1万4,450円と比べて強気の価格設定となっています。
両備ホールディングス株式会社の松田敏之副社長は、
「眠れない」「居心地が悪い」「プライバシーがない」という声をもらった。値段だけの競争をするのではなく、安全とサービスを向上させる競争によってバス業界へのお客様の期待も増えるのではないか。
トヨタ自動車株式会社
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一方、国土交通省で石井啓一大臣も参加して開かれたのは次世代タクシーの試乗会。
トヨタ自動車株式会社が2017年度に発売予定のタクシー専用車両です。車椅子のまま乗り降りが出来る設計です。
また大きな荷物も楽に積み込むことも。
石井啓一大臣は、
高齢者、障害者、訪日外国人に優しい、ユニバーサルデザインのタクシーの普及は重要。
国土交通省は、こうした誰もが使いやすい次世代タクシーを「ユニバーサルデザインタクシー」と認定。
2012年に初めて日産自動車株式会社のNV200タクシーを、2016年9月にはセレナを認定しました。
国土交通省は2020年までに東京23区のタクシーの4分の1をユニバーサルデザインにすることを目標としています。